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コメント: Migrated to Confluence 5.3

1. はじめに

本メニューでは、Shibboleth化を行うWebアプリケーションとしてDrupalを使用します。
Drupalは、Shibboleth認証用のモージュールがあるので、そのモジュールを使ってShibboleth化を行います。
作業は、既にDrupalがSPに構築済みとなっているので、Shibboleth認証モジュールの導入となります。



2. 実習セミナーでは

プラグインの手順書もありますが、以下の手順で作業を進めてください。

・構築済みのDrupal情報について

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データベース(mariaDB)
  データベース名:drupaldb
  アカウント  :root/rootpass、drupal/drupalpass
Drupal
  URL    :https://ex-sp-test01.gakunin.nii.ac.jp/drupal/ ※1番を割り振られた場合
  アカウント  :admin/DrupalPass(管理者)、test001@nii.ac.jp/Test01Pass(一般ユーザ)

端末のサイズによっては表記がずれる可能性がございます。画面を広くしてご覧ください。 

・Shibboleth認証モジュールのインストール

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予めサーバ内にShibboleth認証モジュールを準備しています。
/root/PKG配下にあるので、こちらを使用してください。(shib_auth-7.x-4.3.tar.gz)

以下のように展開後、モジュールを配置します。
# cd /root/PKG
# tar zxvf shib_auth-7.x-4.3.tar.gz
# mv shib_auth /var/www/html/drupal/modules

・DrupalのサイトをShibboleth認証に設定

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/etc/httpd/conf.d/shib.confの末尾に以下の設定を追加します。

<Location /drupal>
  AuthType Shibboleth
  ShibRequestSetting requireSession false
  # the following single line is only valid for Shib2
  ShibUseHeaders On
  require shibboleth
</Location>

設定ファイルの変更後、Apacheの再起動します。
# systemctl restart httpd

 ・管理画面によるShibboleth認証の設定

管理者ユーザでDrupalにログインし、管理画面で設定を行います。 

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・[上部メニュー] - [モジュール]
  <SHIBBOLETH セクション
    Shibboleth authentication: チェックする
    ※設定後、保存ボタンをクリックしてモジュール設定を有効にします。

[上部メニュー] - [環境設定] - [Shibboleth settings]
  <GENERAL SETTINGSタブ - ATTRIBUTE SETTINGS セクション
    Server variable for username: eppn
    Server variable for e-mail address: mail
    ※設定後、保存ボタンをクリックしてモジュール設定を有効にします。
  <高度な設定タブ - LOGOUT SETTINGS セクション
    URL to redirect to after logout: 空白
    ※設定後、保存ボタンをクリックしてモジュール設定を有効にします。

[上部メニュー] - [サイト構築] - [ブロック]
  <無効 セクション - Shibboleth authentication
    リージョン: 第1サイドバー ※リンクが表示される場所の設定なので、ヘッダーやコンテンツなどでも構いません。
    ※設定後、保存ボタンをクリックしてモジュール設定を有効にします。 

端末のサイズによっては表記がずれる可能性がございます。画面を広くしてご覧ください。 



3. 手順書

本メニューでの手順は全て「実習セミナーでは」に記載しています。手順について詳しくは手順書を参照ください。



4. 動作確認

① 各自が使用するSPのDrupalページにアクセスします。

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例)1番を割り振られた場合
https://ex-sp-test01.gakunin.nii.ac.jp/drupal/

② Shibboleth ログインリンクをクリックします。

③ DSの所属機関の選択画面が表示されるので、各自が使用するIdPを選択します。

④ IdPのログイン画面が表示されるので、Username/Passwordを入力して認証を行います。
    ※test001は、既にtest001@nii.ac.jpユーザとして登録されていますが、test002やtest003は未登録です。
      しかし導入したプラグインでは、ユーザ登録とマッピングが自動的に行われるため、Drupalにユーザが
      登録されていないtest002、test003も自動的に登録されログインする事ができます。
    ※uApproveが稼働している場合、email属性を送信してください。また、アクセス制限を行っている場合、eduPersonPrincipalName属性も送信してください。
    ※実習課題のアクセス制限を使用している場合、eduPersonPrincipalName属性で制限されているので確認が必要です。LDAPを変更してなければ、test002のみでアクセスできます。 

⑤ Shibboleth認証時ユーザのeppnがDrupalユーザ名となり、正しくログイン出来る事を確認します。 

⑥ ユーザ情報は、DBのマッピングテーブルにも登録されているので、確認してください。
    以下のコマンドで確認する事ができます。

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・データベースに接続
  mysql -u drupal -pdrupalpass drupaldb

・ユーザ情報の確認
  mysql> select * from users\G

・マッピングテーブルの確認
  mysql> select * from shib_authmap\G

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