注意 |
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本稿でSLOの設定方法を説明していますが、学認のIdP/SPに対してSLOの実装を強制もしくは推奨するものではありません。 2016年9月時点で学認が把握している範囲においてSLOを実装しているIdP/SPは少数であり、対向のIdPもしくはSPが全てSLOに対応していることを期待することはできません。すなわち、仮に自組織の学認参加IdPでSLO対応したとしても、それにより学認の全てのSPからログアウトできるかのような説明は避けてください。 ひとまず、学内サービスと学内IdPのように限られた範囲でSLOを有効化する際の参考として、ご利用いただければと思います。 なお、学認のスタンスとは異なりますが、SLOについてShibboleth開発元では以下のように表現しております。短期的に何かあるというわけではございませんがご留意のほどお願いいたします。詳細はリンク先をご確認ください。
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情報 |
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以下の手順でメタデータにフロントチャネルのエンドポイントのみを記載していますが、これはユーザにSLOを実行するか否かの選択肢を残すためです。もしかしたら「IdPからもログアウトしたくない」という要望があるかもしれませんが、それは今後の検討課題です。 なお、IdPがSPからのリクエストをバックチャネルを用いて受けることは可能ですが、IdPからSPへバックチャネルリクエストを送る機能は3.xでは実装されていません。IdPv4からの新機能となります(IDP-964)。また、前者を使う際にはIdPのセッションストレージがサーバ側のものを用いていることを確認してください。 |
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