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本メニューでは、IdPとSPを共にカスタマイズします。
また、ユーザ情報(LDAP)も操作します。
内容としては、独自の属性をSPに送信し、SPのWebアプリケーション側で受信した属性値を使った制御を行います。
実習セミナーでは、属性受信の確認ページをWebアプリケーションとし、独自に追加したshadowExpire属性で制御します。
(有効期限を使った制御)


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2. 実習セミナーでは

「3. 手順書」に記載の手順書に沿って作業を進めてください。ただし、参照する手順書の中では「displayName」を使って説明していますが、本実習セミナーでは「shadowExpire」に置き換えて実施します。以下の項目についてはこちらで読み替えてください。以下のような設定で行います。手順書と照らし合わせながら、作業を進めてください。
参照する手順書の中では「displayName」を使って説明していますが、「shadowExpire」に置き換えて実施します。

<IdP側の設定>

手順書内の実施する作業としては、LDAPのユーザ情報に属性を追加する「属性の追加方法」と
IdPの送信属性に追加する「属性のリリース方法」となります。

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「shadowExpire」のoidは、以下のように確認してください。(今回はファイルより確認)
・/etc/openldap/slapd.d/cn\=config/cn\=schema配下にcn={54}nis.ldifがあるか確認します。ldifがあるか確認します。(数字部分は異なる可能性があります)
・cn={54
}nis.ldif に以下のような定義が設定されていることを確認してください。

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端末のサイズによっては表記がずれる可能性がございます。画面を広くしてご覧ください。 

もし当該ファイルが見つからなければ、まず下記コマンドでNISスキーマをインストールしてください。そしてもう一度ファイルを確認してください。

パネル
borderColor#cccccc
bgColor#eeeeee
borderStylesolid

# ldapadd -Y EXTERNAL -H ldapi:// -f /etc/openldap/schema/nis.ldif


<SP側の設定>

手順書内で実施する作業としては、IdPより受信した属性値を参照できるように「shadowExpire」の
マッピング設定を行います。(/etc/shibboleth/attribute-map.xml) 
また以下の手順に従って、作業を進めてください。(サンプルコードを使用する) 

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パネル
borderColor#cccccc
bgColor#eeeeee
borderStylesolid

<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
<title>有効期限切れエラー</title>
</head>
<body>
<h1>有効期限切れエラー</h1>
<br>
有効期限 :<?php echo htmlspecialchars($_GET[exp]) ?><br>
メッセージ:<?php echo htmlspecialchars($_GET[errmsg]) ?><br>
</body>
</html>


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3. 手順書

下記の手順書に沿って作業を行います。下記の手順書を参照し、作業を行います。
※上述の通りshadowExpire属性を対象とし、各種設定値に置き換える事を忘れないようにしてください。


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4. 動作確認

設定後、IdPはTomcat、SPはApacheやshibdの再起動を行ってない場合は行なってください。設定後、IdPはJetty、SPはApacheやshibdの再起動を行ってない場合は行なってください。

パネル
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bgColor#eeeeee
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・IdP
  systemctl restart tomcatjetty

・SP
  systemctl restart httpd
  systemctl restart shibd 

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⑤ IdPのログイン画面が表示されるので、Username/Passwordを入力して認証を行います。
    ※test001:有効期限切れ、test002:有効期限内、test003:有効期限なし
    ※本実習課題によるアクセス権限を設定している場合、relying※本実習のアクセス権限課題を設定している場合、test002以外での動作確認ができなくなっている
   可能性があります。一時的にrelying-party.xmlの設定を解除xmlの設定を解除するか、当該SPをアクセス制限のして、
   tomcatを再起動してください。   対象外にしてください。設定変更したらjettyを再起動してください。

⑥ ユーザ情報(有効期限)で正しく制御されることを確認します。
    test001の場合:有効期限切れエラーのページが表示されます。
    test002の場合:属性受信の確認ページが表示され、有効期限や残り日数などが表示されます。
    test003の場合:通常の属性受信の確認ページが表示されます。

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