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アンカー
spInst2
spInst2

2. OSをインストールする

1. OSでの設定

  • OS(CentOS 7)インストール
    インストーラを起動してOSのインストールを行ってください。途中表示されるパッケージ選択画面では「Webサーバー」を選択してください。
    その他に必要なパッケージがある場合は、適宜インストールしてください。
    ※このテキストはSELinuxは無効化されているものとして書かれております。下記コマンドでSELinux設定を確認してください。

    パネル

    $ /usr/sbin/getenforce

  • ネットワーク設定
    環境に合わせ、ホスト名・ネットワーク・セキュリティを設定してください。
    SPでは shibd サービスが通信を行います。

2. DNSへ登録

 新しいホスト名とIPアドレスをDNSに登録してください。

3. 時刻同期の設定

 ntpサービスを用い、貴学環境のntpサーバと時刻同期をしてください。 
※Shibbolethでは、通信するサーバ間の時刻のずれが約5分を越えるとエラーになります。

 

 

...

アンカー
spInst3
spInst3

3. Shibbolethのインストール

SPバージョン2.3からはrepositoryが用意され、yumに対応したのでインストールが大変楽になりました。
ここで説明するのは、以下のOSについてのインストール方法となります。

  • CentOS 5/6/7, Red Hat Enterprise Linux 5/6/7 (i386)
  • SUSE Linux Enterprise Server 10/11(無印/SP1/SP2/SP3) (i386)
  • OpenSUSE Linux 12.1/12.2/12.3 (i386)

 その他のOSについては、以下を参照してください。

※上記OSでx86_64の場合
⇒下記の"yum install shibboleth"を"yum install shibboleth.x86_64"と読み替えてください。
※Linuxの他のディストリビューションの場合
こちら
※他のOSの場合
こちら

 

1. repositoryファイル追加 

  Shibboleth用のrepositoryファイルをダウンロードします。
  (下記コマンドは、CentOS 7 の場合です。他のディストリビューションの場合はURLの "CentOS_7" の部分を適宜読み替えてください。ただし、RHEL 7 の場合は "CentOS_7" をご利用ください。)

対応表:

OS/バージョンURL

CentOS 5

CentOS_5

CentOS 6

CentOS_CentOS-6

CentOS 7, RHEL 7

CentOS_7

パネル
borderColor#cccccc
bgColor#eeeeee
borderStylesolid

# wget http://download.opensuse.org/repositories/security:/shibboleth/CentOS_7/security:shibboleth.repo

 yumにrepositoryファイルを追加します。
  (コロンはちょっと気持ち悪いので、ファイル名も変更しています。)


パネル
borderColor#cccccc
bgColor#eeeeee
borderStylesolid

# cp security\:shibboleth.repo /etc/yum.repos.d/shibboleth.repo


2. インストール

  yum コマンドの実行前に、まず※PGP鍵のインポートを参照してください。
  yumコマンドを使用する為、依存性のあるunixODBCなども同時にインストールされます。

パネル
borderColor#cccccc
bgColor#eeeeee
borderStylesolid

# yum install shibboleth

  なお、OSインストール直後の状態でyum install shibbolethでインストールされるパッケージは以下の通りです。
  (2013年10月22日現在, CentOS 7にて)

パネル
borderColor#cccccc
bgColor#eeeeee
borderStylesolid

shibboleth 2.6.0-2.1

libcurl-openssl  (*)

liblog4shib1

libmemcached  (*)

libsaml9

libxml-security-c17

libxmltooling7

opensaml-schemas

unixODBC

xerces-c

xmltooling-schemas

(2012年11月14日注:CentOS 5の場合は libcurl-openssl, libmemcached はインストールされません)
(2011年6月21日注:ここでliblog4shib1でなく古いlog4shibがインストールされた場合は
yum update liblog4shib1
を実行してアップデートしてください)


3. httpd 設定   
 

/etc/httpd/conf.d/ssl.confにて、ServerNameを設定します。

パネル
borderColor#cccccc
bgColor#eeeeee
borderStylesolid
ServerName example-sp.nii.ac.jp:443    ← ホスト名を設定

...

情報

加えて、SSL 3.0プロトコルに対する攻撃が発見されておりますので、当該プロトコルを無効化することをお勧めします。⇒SSLバージョン3の脆弱性について (CVE-2014-3566)

パネル

SSLProtocol all -SSLv2 -SSLv3


4. shibd 起動 

以下のコマンドでshibdを起動し、自動起動設定も行います。

パネル
borderColor#cccccc
bgColor#eeeeee
borderStylesolid
# systemctl start shibd
# systemctl enable shibd

...

展開
titleCentOS 6の場合
サービス
起動コマンド
停止コマンド
再起動コマンド
httpdservice httpd startservice httpd stopservice httpd restart
shibdservice shibd startservice shibd stopservice shibd restart

※shibdと同様、httpdもSPの設定ファイル(shibboleth2.xml等)を読み込みますので、設定ファイルを変更した際はhttpdの再起動もしくは再読み込み(reload)もあわせて行うようにしてください。httpdに含まれるShibbolethモジュール(mod_shib)が当該ファイルを読み込みます。


...

 
インストールが完了したら,サイト情報等の設定を行って下さい.
 

...