子ページ
  • トラブルシューティング

比較バージョン

キー

  • この行は追加されました。
  • この行は削除されました。
  • 書式設定が変更されました。
コメント: SHIEN-8317

...

SPで認証後にエラー(A valid authentication statement was not found in the incoming message)

書式設定済み
opensaml::FatalProfileException
...
opensaml::FatalProfileExceptionat (https://sp.example.ac.jp/Shibboleth.sso/SAML2/POST)
A valid authentication statement was not found in the incoming message.

→SPメタデータに記載されている証明書がSPにインストールされていない。
加えて、SPメタデータに複数証明書が記載されており、その一部がインストールされていない場合、タイミングによってエラーになったりならなかったりするので特に注意が必要。

また、比較的最近構築されたIdPを用いている場合、IdPが利用する暗号アルゴリズムをSPがサポートしていない場合(例えば古いOS上でShibboleth SPを動作させている場合)にこのエラーが発生する場合があるようです。詳細およびIdP側での一時的対処方法は以下をご参照ください。
SPにおけるAES-GCM暗号対応状況

SPからDSに遷移したときにDSでエラー (その1)

SPからDSに遷移したときにDSにて以下のようにブラウザにエラーが表示される。

書式設定済み
    エラー: 無効なクエリです
    The return URL 'https://sp.example.ac.jp/Shibboleth.sso/DS' could not be verified for Service Provider 'https://sp.example.ac.jp/shibboleth-sp'.

→学認技術ガイドに従ってSPを設定した場合、DSからのリターンURLは 'https://HOSTNAME/Shibboleth.sso/DS' となります。学認申請システムでSPの登録を行なうときに「DSからのリターンURL 」項目がこの値になっていない場合には上記のエラーが表示されます。

→なお、学認技術ガイドの「2.DSサーバの参照設定を行います。」において、SessionInitiatorのLocationを変更した場合にはDSからのリターンURLも変わります。例えば <SessionInitiator type="Chaining" Location="/ABC"...> としたときのDSからのリターンURLは 'https://HOSTNAME/Shibboleth.sso/ABC' となります。また、shibboleth2.xmlにSessionInitiatorが1つも存在しない場合にはデフォルト値の 'https://HOSTNAME/Shibboleth.sso/Login' を使用してください。

SPからDSに遷移したときにDSでエラー (その2)

書式設定済み
エラー: 無効なクエリです
リターンURL 'https://sp.example.ac.jp/Shibboleth.sso/DS' はSP 'https://SP.example.ac.jp/shibboleth-sp' のものとみなされません

→ 例えば、学認申請システムにentityIDを「https://SP.example.ac.jp/shibboleth-sp」(ホスト部の SP だけが大文字)のように登録したときにDSでこのようなエラーが発生します。DSでは大文字・小文字を区別して動作しますが、DNSにおいてホスト名は大文字・小文字を区別しないことが一般的です。利用する環境によっては大文字のホスト名が自動的に小文字で処理されることがあり、エラーとなります。エラー画面が表示されているときのアドレスバーに注目しますと、 return= から始まる部分が自動的に小文字となってしまっていることが確認できると思います。

https://test-ds.gakunin.nii.ac.jp/WAYF?entityID=https%3A%2F%2FSP.example.ac.jp%2Fshibboleth-sp&return=https%3A%2F%2Fsp.example.ac.jp%2FShibboleth.sso%2F...

SAML2でバックチャネル接続エラー

SAML2でIdPに接続したときに下記のようなバックチャネルの接続エラーが発生することがあります。

書式設定済み
2012-11-16 17:45:00 ERROR Shibboleth.AttributeResolver.Query [6]: exception during SAML query to https://idp.example.ac.jp:8443/idp/profile/SAML2/SOAP/AttributeQuery: CURLSOAPTransport failed while contacting SOAP endpoint (https://idp.example.ac.jp:8443/idp/profile/SAML2/SOAP/AttributeQuery): connect() timed out!
2012-11-16 17:45:00 ERROR Shibboleth.AttributeResolver.Query [6]: unable to obtain a SAML response from attribute authority

→上記のエラーはIdP(idp.example.ac.jp)のattribute-filter.xmlに接続元SPへの属性送出設定がない(属性が受け渡されない)とき、SAML2でBack-Channelポートにfallbackするため発生します。IdP側のファイアウォールなどでBack-Channel(ポート8443)への接続が許可されていない場合にタイムアウトとなることがあります。いずれにしろ設定により属性は渡されませんので、このエラーによる実害は(ブラウザ表示の遅延以外は)特にありません。
→SAML2対応IdPのみ接続するときに「SPでBack-Channelを使用しないようにする設定」を以下に記載します。学認外のIdPと連携する場合など、SAML1で属性受け渡しをする可能性があるときは属性取得できなくなりますので、SAML2でかつBack-Channelを利用しないときだけに用いてください。

  • /etc/shibboleth/shibboleth2.xml で次の部分をコメントアウト

    パネル

            <!-- Use a SAML query if no attributes are supplied during SSO. -->
            <!--
            <AttributeResolver type="Query" subjectMatch="true"/>
            -->

SP起動時のエラー(error while loading resource (/etc/shibboleth/shibboleth2.xml): XML error(s) during parsing, check log for specifics)

SPを起動時に下記のエラーが出力されます。

書式設定済み
$ sudo /etc/init.d/shibd start
Starting shibd: configuration is invalid, check console for specific problems
                                                           [FAILED]

また /var/log/shibboleth/shibd.log には下記のエラーが出力されています。

書式設定済み
2013-02-12 14:36:06 ERROR XMLTooling.ParserPool : fatal error on line 105, column 145, message: expected entity name for reference
2013-02-12 14:36:06 ERROR Shibboleth.Config : error while loading resource (/etc/shibboleth/shibboleth2.xml): XML error(s) during parsing, check log for specifics
2013-02-12 14:36:06 FATAL Shibboleth.Config : caught exception while loading configuration: XML error(s) during parsing, check log for specifics

→上記のエラーは shibboleth2.xml にXML文法としての間違いがある場合に出力されます。
→例えばCredentialResolverにパスフレーズ付きの証明書を設定するとき、パスフレーズに '&' や '<' を含む場合はこれらの文字列をそのまま設定することはできません。これらの文字を含む場合は文字参照で &amp;&lt; のように記述してください。

...

誤ったパスフレーズ設定例

パネル

<CredentialResolver type="File" key="cert/server-enc.key" certificate="cert/server-enc.crt" password="myKeyPa$$word&"/>

正しいパスフレーズ設定例

...

ページを含める
SPで認証後にエラー(A valid authentication statement was not found in the incoming message)
SPで認証後にエラー(A valid authentication statement was not found in the incoming message)

SPからDSに遷移したときにDSでエラー (その1)

ページを含める
SPからDSに遷移したときにDSでエラー (その1)
SPからDSに遷移したときにDSでエラー (その1)

SPからDSに遷移したときにDSでエラー (その2)

ページを含める
SPからDSに遷移したときにDSでエラー (その2)
SPからDSに遷移したときにDSでエラー (その2)

SAML2でバックチャネル接続エラー

ページを含める
SAML2でバックチャネル接続エラー
SAML2でバックチャネル接続エラー

SP起動時のエラー(error while loading resource (/etc/shibboleth/shibboleth2.xml): XML error(s) during parsing, check log for specifics)

ページを含める
GakuNinShare:SP起動時のエラー(error while loading resource (/etc/shibboleth/shibboleth2.xml): XML error(s) during parsing, check log for specifics)
GakuNinShare:SP起動時のエラー(error while loading resource (/etc/shibboleth/shibboleth2.xml): XML error(s) during parsing, check log for specifics)