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コメント: Migrated to Confluence 5.3

目次

5.1.フィルタ管理

フィルタ管理機能を使用する際は、WEKOと接続している必要があります。

5.1.1.フィルタ保存場所

SWORDクライアントのデータ変換フィルタは以下の場所に配置されています。

  • Windows Vista, 7の場合
    <ユーザ>\AppData\Roaming\SCfW\filters\<フィルタ>名.wdcf

  • Windows XPの場合
    <ユーザ>\ApplicationData\SCfW\filters\<フィルタ>名.wdcf

5.1.2.外部フィルタ取り込み

5.1.1.で示した場所にフィルタを配置します。

5.2.WEKOから取り込み

接続しているWEKOからアイテムタイプ(メタデータ項目セット)を取得し、フィルタを上書き更新します。

【注意事項】

 取り込み先に指定したフィルタに行われた変更は全て破棄され、WEKOから取得した情報で上書きされます。

 

SWORDクライアント上の変換フィルタ選択ボタンをクリックし、変換フィルタリスト下段にある「フィルタ管理」ボタンをクリックします。

5.フィルター作成

目次

5.1.WEKOから取り込み

SWORDクライアント上のコンバーター選択ボタンをクリックし、コンバーターリスト下段にある「フィルタ管理」ボタンをクリックします。

 

 

データ変換フィルター管理画面で「フィルター更新」ボタンをクリックします。

...

コンバータ更新プレビュー画面で「更新実行」ボタンをクリックします。

 

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5.2.メタデータセット編集

5.2.1.アイテムタイプ作成

.2.2.アイテムタイプ削除
 

.2.3.メタデータ編集

5.3.テンプレート編集

 
 

...

5.3.メタデータセット編集

データ変換フィルター管理画面でコンボボックスから出力したいフィルターを選択し、「メタデータセット編集」ボタンをクリックします。


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5.3.1.アイテムタイプ作成

メタデータセット編集画面の左上部にある「アイテムタイプ追加」ボタンをクリックします。


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アイテムタイプ名を入力し、コンボボックスから雛形とするアイテムタイプを選択して「OK」ボタンをクリックします。


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画面左下の保存ボタンを押下し、確認ダイアログで「はい」をクリックします。


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.3.2.アイテムタイプ削除 

メタデータセット編集画面の左上部にあるコンボボックスで削除するアイテムタイプを選択し、「アイテムタイプ削除」ボタンをクリックします。


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画面左下の保存ボタンを押下し、確認ダイアログで「はい」をクリックします。


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.3.3.メタデータ編集

5.3.3.1.画面構成

メタデータセット編集画面の左上部にあるコンボボックスで編集を行うアイテムタイプを選択し、「マッピング設定編集」ボタンをクリックします。


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各画面項目については下表を参照してください。


表:メタデータセット編集画面・画面項目

No名称解説
1アイテムタイプ名

編集中のアイテムタイプの名前を表示します。

入力内容を変更する事でアイテムタイプ名の変更が可能です
2アイテムタイプ種別

アイテムタイプの資源タイプ(NIItype)を設定します。

3アイテムタイプマッピング設定

メタデータ情報を設定します。

各列の解説は5.3.3.2.を参照してください。

4メタデータ行操作行追加ボタン

1番下にメタデータの行を1行追加します。

行削除ボタン

選択したメタデータの行を削除します。

行移動(上)ボタン

1行上のメタデータと順番を入れ替えます。

行移動(下)ボタン

1行下のメタデータと順番を入れ替えます。


5.3.3.2.メタデータ設定画面詳細

アイテムタイプのメタデータを編集することができます。

ただし、下記6つのメタデータはアイテムの基本メタデータとなるため、項目を削除することはできません。

 

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「行追加」ボタンをクリックすると、下記のようにメタデータを設定する行が表示されます。


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各列の詳細については下表を参照ください。

No名称解説
1属性名

メタデータ名を設定します。

2属性タイプ

メタデータの属性を設定します。選択可能な項目の詳細は「5.3.3.2.1.属性タイプ」を参照してください。

3オプション

メタデータのオプション属性を設定します。詳細は「5.3.3.2.2.オプション」を参照してください

4メタデータ変換設定

メタデータファイルのカラムヘッダー名を設定します。

詳細は「5.3.3.2.3.メタデータ変換設定」を参照してください。

5

デリミタ

値を複数入力できるメタデータにおいて値を区切るために使う文字を指定します。

詳細は「5.3.3.2.4.デリミタ」を参照してください。

6候補値(複数可)

選択肢を作成する属性タイプでの選択項目を設定します。

パイプ( | )で区切る事によって複数の項目を設定する事が可能です。

詳細は「5.3.3.2.5.候補値」を参照してください。

7マッピングDublin Core

指定のフォーマットへのメタデータの対応付けを行います。

JuNii2
8Language type

メタデータの表示言語を設定します。


5.3.3.2.1.属性タイプ

属性タイプについては下表を参照してください。

No名称解説
1textテキスト

文字の入力が可能なテキスト入力欄です。

2textareaテキストエリア

文字の入力が可能なテキストです。

改行を使う事が出来ます。

3linkリンク

別サイトへのハイパーリンクです。

リンク名・リンク先URLを設定する必要があります。

リンク名が未記入の場合はリンク先URLがそのまま表示されます。

※OAI-PMH出力の際にハーベスト対象となるのは「リンク先URL」となります。

4checkboxチェックボックス

項目を複数選択が可能なチェックボックスです。

候補値(「5.3.3.2.5.候補値」参照)で項目を設定する必要があります。

5radiobuttonラジオボタン

項目を1つだけ選択可能な選択式のラジオボタンです。

候補値(「5.3.3.2.5.候補値」参照)で項目を設定する必要があります。

6pulldownmenuプルダウンメニュー

項目を1つだけ選択可能なプルダウンメニューです。

候補値(「5.3.3.2.5.候補値」参照)で項目を設定する必要があります。

7name氏名

氏名の入力が可能なテキスト入力欄です。

「姓」・「名」・「姓(ヨミ)」・「名(ヨミ)」・「メールアドレス」・「外部著者ID」・「英語表記」の情報を設定できます。

※WEKO上で「姓(ヨミ)」、「名(ヨミ)」を表示するためには、「Language type」を「japanese」にする必要があります。

8thumbnailサムネイル

サムネイル画像です。

イメージファイルのみ設定する事が出来ます。

9fileファイル

ダウンロード可能なコンテンツ本文ファイルです。

10file_price課金ファイル

料金設定が可能なコンテンツ本文ファイルです。

通常の設定ではお使いになることは出来ません。

利用については国立情報科学研究所(NII)にお問い合わせください。

11biblioinfo書誌情報

雑誌情報です。

「雑誌名」・「雑誌名(英)」・「巻」・「号」・「開始ページ」・「終了ページ」・「発行年月日」

の情報を設定出来ます。

12date日付

日付情報を設定できます。

13heading見出し

見出しを設定できます。

「大見出し」・「大見出し(英)」・「小見出し」・「小見出し(英)」の情報を設定出来ます。

14supplementalcontentsサプリメンタルコンテンツ

サプリメンタルコンテンツ(連携している外部のWEKOに登録されているアイテム)を設定できます。

 

5.3.3.2.2.オプション

リポジトリ上でのアイテムの表示形式やアイテムの登録ルールを設定します。

 

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詳細は下表を参照してください。

No名称解説
1必須

メタデータを必須入力項目に設定します。

この属性の付与されたメタデータが未入力の場合、アイテムの登録に失敗します。

2複数可

メタデータに複数の値を持つ事が出来ます。

※ただし以下の属性タイプに対してはこのオプションを付与することは出来ません。

  ・課金ファイル(file_price)

  ・見出し(heading)

3一覧表示

インデックス検索結果およびキーワード検索結果を「一覧表示形式」で表示する

場合に有効なオプションです。

一覧表示にメタデータを表示するか否かを設定します。

この属性が付与されたメタデータがタイトル表示の下に表示されます。

4改行指定

「一覧表示」属性を付与した場合に有効なオプションです。

複数のメタデータを一覧表示する際、各メタデータ毎に改行するか否かを設定します。

この属性が付与されたメタデータの最後に改行を入れて表示します。

例) メタデータとして著者、著者所属を例として説明します。

    1) 著者:著者A、著者B、著者C(一覧表示ON/改行指定ON)

       著者所属:所属1、所属2     (一覧表示ON/改行指定ON)

        ⇒「一覧表示」では以下の様に表示されます。

         著者A,著者B,著者C(改行)

         所属1,所属2

    2) 著者:著者A、著者B、著者C(一覧表示ON/改行指定OFF)

       著者所属:所属1、所属2     (一覧表示ON/改行指定OFF)

        ⇒「一覧表示」では以下の様に表示されます。

        著者A,著者B,著者C,所属1,所属2

5非表示

この属性が設定されたメタデータは一般ユーザーからは見る事が出来なくなります。

 

5.3.3.2.3.メタデータ変換設定

メタデータファイルのヘッダー名とフィルターのアイテムタイプ情報の属性を対応させるように設定します。

複数のカラムを持つ属性タイプの場合は、それぞれ個別に設定が必要となります。

 

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属性タイプ毎のカラムの詳細は下表を参照してください。

No属性名対応カラム概要
1

text

textarea

link

checkbox

radiobutton

pulldownmenu

supplementalcontents

2link

リンク名

リンク先URL

3name

姓(+名)

姓(+名)(ヨミ)

名(ヨミ)

メールアドレス

外部著者ID

英語表記

「姓と名が同じカラム」

姓名を同じカラムに入力するか設定します。

true

「姓(+名)」カラムに姓名をカンマ区切りで入力します。この設定の場合、「名」「名(ヨミ)」カラムは使用する事が出来ません。

false

姓と名を別のカラムに分けて入力します。

4

file

file_price

ファイル名(パス含む)

表示名

ファイル公開日

flash公開日

CCライセンス

自由記述ライセンス

非会員課金情報(file_priceのみ)

課金情報(file_priceのみ)

選択欄「表示形式」

アイテム詳細画面での表示形式を設定します。

detail

ライセンスやダウンロード数などの詳細な情報を表示します。

simple

ダウンロードリンクの張られたファイル表示名のみが表示されます。

flash

ファイルの内容をフラッシュ形式で表示します。

5thumbnail

ファイル名(パス含む)

6

biblioinfo

雑誌名

雑誌名(英)

開始ページ

終了ページ

発行年月日

選択欄「開始ページと終了ページが同じカラム」

ページを同じカラムに入力するか設定します。

true

「開始ページ」カラムに開始ページと終了ページをデリミタ区切りで入力します。(デリミタについては「5.3.3.2.4.デリミタ」参照)

この設定の場合、「終了ページ」カラムは使用する事が出来ません。

false

開始ページと終了ページを別のカラムに分けて入力します。

7

date

日付

8heading

大見出し

大見出し(英)

小見出し

小見出し(英)

 

5.3.3.2.4.デリミタ

複数メタデータ登録可能なメタデータ(「5.3.3.2.2.オプション」参照)は、

デリミタで設定した文字で値を区切る事で複数入力が出来ます。

デリミタには複数の連続した文字列を利用することができます。

 

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SWORDクライアントでは、メタデータファイル内に同名のヘッダ項目を複数列用意し、メタデータを入力することで、複数のメタデータを登録することができます。

※この登録方法を使用する場合、メタデータ項目は複数メタデータ登録可能なメタデータ(「5.3.3.2.2.オプション」参照)である必要があります。

 

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5.3.3.2.5.候補値

 

属性タイプ「checkbox」「radiobutton」「pulldownmenu」にて設定が必要になります。

パイプ( | )で区切る事によって複数の項目を入力します。

 

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5.3.4.アイテムタイプコピー

コピーを行うアイテムタイプを選択します。

 

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「アイテムタイプコピー」ボタンをクリックします。

 

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新しく作成されたアイテムタイプは下記のような名称になります。

[コピー元アイテムタイプ名]_Copy

 

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5.4.テンプレート編集

 データ変換フィルター管理画面でコンボボックスから編集したいフィルターを選択し、「テンプレート編集」ボタンをクリックします。

 

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テンプレート編集画面で、項目を編集し、「OK」ボタンをクリックします。

 

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テンプレート編集画面の項目の詳細を下表に示します。


項目名説明

フィルター名

フィルターの名前を設定します。
解説フィルターについての解説を記述します。
アイテムタイプ判別用カラム名メタデータファイル内の、アイテムタイプ判別用カラムのカラム名を設定します。
ヘッダー行番号メタデータファイル内のヘッダー行の行番号を設定します。
メタデータ開始行番号メタデータファイル内において、メタデータの記述が始まる行の番号を設定します。

5.5.テンプレート出力

選択したフィルタのアイテムタイプ情報からヘッダ情報を作成し、メタデータファイルのテンプレートとして出力します。

データ変換フィルター管理画面でコンボボックスから出力したいフィルターを選択し、「テンプレート出力」ボタンをクリックします。

...

保存先を選択して「保存」ボタンをクリックします。

 

...