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コメント: コード署名用証明書の中間CA証明書を修正

改版履歴

版数

日付

内容

担当

V.1.0

2018/2/26

初版

NII

V.1.12018/7/30PKCS#12ファイル作成方法の追記NII
V.1.22020/6/4中間CA証明書のURLとリポジトリのURLの変更NII
V.1.32020/12/22中間CA証明書のURL変更NII
V.1.42021/5/31コード署名用証明書の中間CA証明書を修正NII


 目次
1. コード署名用証明書の利用 
1-1. 動作環境について 動作環境について 
1-2. 前提条件
1-3. PKCS#12ファイルの作成
1-3-1. 事前準備
1-3-2. PKCS#12ファイルの作成
1-4. インストール手順 インストール手順 
1-5. 署名 署名 
1-5-1. 署名追加 署名追加 
1-5-2. 署名作成 署名作成 
1-6. コード署名確認作業

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1. コード署名用証明書の利用

...

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1 1-3. PKCS#12ファイルの作成

本章ではPKCS#12ファイルの作成方法について記述します。

...

事前準備

  1. 「証明書の申請から取得まで」で受領したコード署名用証明書を任意の名前で任意の場所に保存してください。


  2. 「ルートCA証明書」と「中間CA証明書」を準備し、この2つを連結させます。


    「中間CA証明書」を下記リポジトリより取得してください。
    セコムパスポート for Member 2.0 PUB

    「ルートCA証明書」と「中間CA証明書」を準備し、この2つを連結させます。下記URLより、リポジトリへアクセスしてください。 国立情報学研究所 オープンドメイン認証局

    リポジトリ:
    https://repo1.secomtrust.net/

    sppca

    spcpp/

    nii/odca3

    pfm20pub/index.html

     

    2021年5月31日00:00以前の発行証明書が対象】
    リポジトリ内にある「証明書の種類」より中間CA証明書を取得してください。
    https://repo1.secomtrust.net/

    sppca

    spcpp/

    nii

    pfm20pub/

    odca3

    codecag2/

    nii-odcacssha2

    CODECAG2.cer

    次に、「ルートCA証明書」を下記リポジトリより取得してください。

    次に、「ルートCA証明書」を下記リポジトより取得してください。

    SHA-256

    Security Communication RootCA2 リポジトリ:
    https://repository.secomtrust.net/SC-Root2/index.html

     


    SHA-256

    Security Communication RootCA2 証明書:
    https://repository.secomtrust.net/SC-Root2/SCRoot2ca.cer


    2021年5月31日00:00以後の発行証明書が対象】
    リポジトリ内にある「証明書の種類」より中間CA証明書を取得してください。
    https://repo1.secomtrust.net/spcpp/pfm20pub/codecag2/CODECAG2SCROOTCA3.cer
    次に、「ルートCA証明書」を下記リポジトより取得してください。
    Security Communication RootCA3 リポジトリ:
    https://repository.secomtrust.net/SC-Root3/index.html
    Security Communication RootCA3 証明書:
    https://repository.secomtrust.net/SC-Root3/SCRoot3ca.cer


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1-3-2. PKCS#12ファイルの作成

本項目ではWindowsOS上で任意のフォルダにPKCS#12ファイルを作成する方法を記述します。 本項目ではWindowsOS上で任意のフォルダにPKCS#12ファイルを作成する方法を記述します。
以下は、例としてWindows10上での作成方法を記載します。

PKCS#12ファイルの作成

  1. 任意のフォルダ(ここではC:\temp\test2018とします)にて以下の4つのファイルを用意してください。
    1. 項目「鍵ペアの生成」にて作成した鍵ペアのファイル(servername.keyとします)
    2. 項目「証明書の申請から取得まで」にて取得したコード署名用証明書(test.cerとします)
    3. 項目「1-2-1事前準備」にて用意した「ルートCA証明書」と 「中間CA証明書」を連結させたファイル(chain.cerとします)
    4. 項目「1-2-1事前準備」にて用意した「ルートCA証明書」ファイル(SCRoot2ca.cerとします)
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  2. CAfile に指定する証明書をDER形式からPEM形式に変換します。

    ・Security Communication RootCA2の場合
    openssl x509 -inform der -in SCRoot2ca.cer -outform pem -out SCRoot2ca.cer
     
    ・中間CA証明書SHA-256の場合 ・中間CA証明書(2021年5月31日00:00以前の発行証明書が対象)の場合
    openssl x509 -inform der -in nii-odcacssha2CODECAG2.cer -outform pem -out nii-odcacssha2CODECAG2.cer



  3. コマンドプロンプト上にて上記で取得した「ルートCA証明書」と「中間CA証明書」を以下のコマンドにより、連結させてください。中間CA証明書の下部にルートCA証明書が併記されるファイルとなります。 

    > type (中間CA証明書のパス) (ルートCA証明書のパス) > (出力するファイル名)



  4. 連結したファイルがPEM形式になっていることを確認してください。
    例)PEM形式の証明書 

    ----BEGIN CERTIFICATE----
    MIIEcTCCA1mgAwIBAgIIasWHLdnQB2owDQYJKoZIhvcNAQELBQAwbzELMAkGA1UE
    BhMCSlAxFDASBgNVBAcMC0FjYWRlbWUtb3BzMSowKAYDVQQKDCFOYXRpb25hbCBJ
    bnN0aXR1dGUgb2YgSW5mb3JtYXRpY3MxHjAcBgNVBAMMFU5JSSBPcGVyYXRpbmcg
    Q0EgLSBHMjAeFw0xNTAzMTIwMTA4MDJaFw0xNzA0MTEwMTA4MDJaMHAxCzAJBgNV
    (中略)
    LmeW0e/xkkxwdmKv5y5txLlFcp53AZl/vjn3BHp42PFkkTISEmAUiCtQ2A25QDRR
    RG33laC8E8Tl/SnOA8h95XQtGWm47PrIjXyYtIe0rFousbpIoW8MZw4gDXVQ3485
    XEftqwwIMcLNxttJ6i6f9XVyPMRhHy9rdDPseHiXayxcBxJMuw==
    ----END CERTIFICATE----



  5. コマンドプロンプトを開き、ファイルのある任意のフォルダ(ここではC:\temp\test2018)へ移動します。 

    > set Path=(OpenSSLインストールディレクトリ)\bin
    ※OpenSSLインストールディレクトリをプログラムを探すディレクトリに指定します
    > cd (作業ディレクトリ) 作業ディレクトリ ←作業ディレクトリ



  6. 移動後、以下のコマンドを実行しPKCS#12ファイルを作成してください。 

    > openssl pkcs12 -export -chain -inkey (鍵ペアのファイル名) -CAfile (ルートCA証明書と中間CA証明書を連結させたファイル) -in (コード署名用の証明書ファイル名) -out (PKCS#12形式で出力するファイル名) –name (コード署名用証明書のエイリアス名) –caname (ルートCA証明書と中間CA証明書のエイリアス名)

    Image Modified 

  7. 「Enter pass phrase for (鍵ペアファイル):」と表示されますので、鍵ペアファイルにアクセスさせるための、アクセスPINを入力してください。 
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  8. 「Enter Export Password:」と表示されますので、PKCS#12形式のファイルを保護するためのアクセスPINとして任意の文字列を入力してください。 
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  9. 「Verifying - Enter Export Password:」と表示されますので、確認のため、同じアクセスPINを再度入力してください。 
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  10. OpenSSLのコマンドが終了しますので、PKCS#12ファイルが生成されていることを確認してください。 
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1-4. インストール手順

...

署名追加作業

  1. 署名するVBAマクロ形式のファイルを開きます。

  2. [開発]タブをクリックし、[コード]グループの[Visual Basic]アイコンをクリックします。
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    注意:[開発]タブが表示されていない場合は、[ファイル]タブをクリックします。
    [オプション]タブをクリックします。[リボンのユーザー設定]をクリックし、[リボンのユーザー設定(B)]一覧の
    [開発]にチェックを入れ、[OK]をクリックします。

  3. Visual Basicで、[ツール(T)]メニューの[デジタル署名(D)]をクリックします。
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  4. [デジタル署名]ダイアログが表示されますので、[選択(C)]をクリックします。
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  5. 証明書を選択し、[OK]をクリックします。
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  6. [デジタル署名]ダイアログに戻るので、証明書名を確認し、[OK]をクリックします。
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1 1-5-2. 署名作成

署名作成作業

  1. 署名欄を作成する場所をポイントします。

  2. [挿入]タブをクリックし、[テキスト]グループの[署名欄]ボックスをクリックし、[Microsoft Office 署名欄]をクリックします。
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  3. [署名の設定]ダイアログが表示されますので、署名欄の下に表示される次の情報を入力し、[OK]をクリックします。
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  4. デジタル署名が追加されますので、署名欄を右クリックし、表示メニューの[署名(S)]をクリックします。
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  5. [署名]ダイアログが表示されますので、氏名の入力、もしくは署名として使用する画像を選択し[署名]をクリックします。
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  6. [OK]をクリックします。
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  7. [署名]ボタンが、ワークシートの最下部に表示されます。
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1-6. コード署名確認作業

...

署名確認作業

  1. デジタル署名したファイルを開き、署名欄をダブルクリックします。

  2. [署名の詳細]ダイアログが表示されますので、[表示(V)]をクリックします。
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  3. [証明書]ダイアログが開きます。
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  4. [証明のパス]タブをクリックし、証明書に問題がないことを確認してください。
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