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本章では、Adobe AIR形式のファイルにWindowsOS上にて、デジタル署名をする方法について記述します。
Adobe AIR形式のファイルへの署名はファイル作成時にAdobe AIR SDK、もしくはAdobe Flex SDK内のadtコマンドを利用して署名します。
またadtコマンドを用いたタイムスタンプの付与なのですが,当サービスで提供しているタイムスタンプは認定認証のタイムスタンプなため,タイムスタンプサーバーで使用されるダイジェストアルゴリズムにsha1を指定しているとタイムスタンプが付きません.対してadtコマンドではデフォルトでタイムスタンプサーバーで使用されるダイジェストアルゴリズムにsha1が指定されており,変更することができないため,当サービスで提供しているタイムスタンプに対応していないことになります.またadtコマンドを用いたタイムスタンプの付与なのですが,当サービスで提供しているタイムスタンプは認定認証のタイムスタンプなため,タイムスタンプサーバーで使用されるダイジェストアルゴリズムにsha1を指定しているとタイムスタンプが付きません.対してadtコマンドではデフォルトでsha1が指定されており,変更することができないため,当サービスで提供しているタイムスタンプには対応しておりません.
署名作業(併せてタイムスタンプを付与しない場合) |
- 同一フォルダ上にAdobe AIR形式ファイル作成に必要な署名されるアプリケーション記述ファイル(test.xml)、アプリケーションの使用する任意のファイルのパス名(test.swf)と、項目1-5-3にて 作成したJKS (Javaキー・ストア) ファイルを置きます。
コマンドプロンプトを実行し、署名対象ファイルのあるフォルダへ移動します。 > set Path=(Adobe AIR SDKもしくはAdobe Flex SDK);(JDKインストールフォルダ)\bin ※JDKインストールフォルダをプログラムを探すフォルダに指定します > cd (作業ディレクトリ) ←作業ディレクトリ |
フォルダ移動後、Adobe AIR形式のファイル作成と同時に、作成ファイルへの署名を下記のコマンドにて実施してください。 > adt -package -alias (キーストア内の証明書のエイリアス名) -keystore (キーストアファイル名) -storetype pkcs12 -tsa none (作成するAdobe AIRファイル名) (署名されるアプリケーション記述ファイルのパス名 ) (トップレベルHTMLファイルのパス名 ) |
- 「password:」と表示されますので、JKS (Javaキー・ストア) ファイルを保護するパスフレーズを入力してください。
- keytoolのコマンドが終了しますので、 対象のAdobe AIR形式ファイルが作業ディレクトリに作成されていることを確認してください。
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