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1.デフォルトアイテムタイプについて
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1.アイテムタイプについて
JAIRO Cloudでアイテムタイプとは、アイテムに登録するメタデータのデータ型を定義したものを指します。
1.1.デフォルトアイテムタイプ
デフォルトアイテムタイプとして、以下の2種類が用意されています。
- デフォルトアイテムタイプ(シンプル)
- デフォルトアイテムタイプ(フル)
※デフォルトアイテムタイプは、今後のサービスのバージョンアップの際、機械的な更新を実施する可能性があります。
項目の追加以外の修正は上書きされる可能性があります。上書きを避けたい場合は、アイテムタイプをコピーしてご利用ください。
2.アイテムタイプの表示
アイテム登録に利用するアイテムタイプを作成または編集できます。
メタデータの編集画面は、[Administration]へアクセスし、[Item Types]をクリックして[Meta]をクリックすると表示されます。メタデータの編集画面は、[Administration]へアクセスし、[アイテムタイプ管理]をクリックして[メタデータ]をクリックすると表示されます。
3.アイテムタイプの登録
3.1.アイテムタイプの種類ごとに実行できる操作
メタデータの編集画面で、アイテムタイプを切り替えることができます。
[標準アイテムタイプ]を選択すると、アイテム登録に利用できるアイテムタイプが表示されます。
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このアイテムタイプは、アイテム登録では利用できません。[削除済みアイテムタイプ]を選択すると、削除されたアイテムタイプが表示されます。
アイテムタイプに実施できる操作を次に示します。
表 アイテムタイプに実施できる操作
操作 | 標準アイテムタイプ | ハーベスト用アイテムタイプ | 削除済みアイテムタイプ | |
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追加 | 〇 | 〇 | × | |
メタデータ編集 | 〇 | 〇 | × | |
マッピング設定 | 〇 | 〇 | × | |
エクスポート | 〇 | 〇 | × | |
アイテムタイプ権限設定 | 〇 | × | × | |
名前の変更 | 〇 | 〇× | ||
コピー | 別名保存 | 〇 | 〇 | × |
削除 | 〇× | × |
3.2.アイテムタイプを追加する
(1) アイテムタイプを選択します。
[標準アイテムタイプ]または[ハーベスト用アイテムタイプ]のラジオボタンをチェックします。
(2) [新規登録]のラジオボタンをチェックします。
(3) [アイテムタイプ]にアイテムタイプの名前を入力します。
(4) メタデータ属性を追加する場合、[メタデータ追加]をクリックします。
空のメタデータ属性が追加されます。
(5) [保存]をクリックします。
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(1) アイテムタイプを選択します。
アイテムタイプのメタデータ項目が表示されます。
(2) メタデータ項目で、[Localization Setting]をクリックします。
多言語の名称が表示されます。
(3) 表示されている言語の項目名を編集します。
(4) [保存]をクリックします。
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(1) アイテムタイプを選択します。
アイテムタイプのメタデータ項目が表示されます。
(2) メタデータ項目の最下行で、[+メタデータ追加]をクリックします。
項目が追加されます。
(3) 項目を変更します。
属性をプルダウンより選択します。
メタデータ属性として選択できる項目を次に示します。
...
表 メタデータ属性の項目
メタデータ属性 | 表示例 | 説明 |
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テキスト (Text) | 1行のテキストで値を入力します。 | |
テキストエリア (Textarea) | 複数行のテキストで値を入力します。 | |
チェックボックス※ (Checkboxes) | 複数選択のチェックボックスで値を入力します。 | |
選択式(ラジオ)※ (Radios) | 単一選択のラジオボタンで値を入力します。 | |
選択式(プルダウン)※ (Select) | 単一選択のプルダウンメニューで値を入力します。 | |
日付 (Datetime) | 次のどちらかの形式で値を入力します。
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オブジェクト (Object) | 複数の項目を入力します。入力項目がセットになっています。例えば、「作成者」プロパティの「作成者所属」が該当します。複数の項目を入力します。入力項目がセットになっています。例えば、「関連情報」プロパティの「関連識別子」が該当します。 | |
リスト (List) | 複数の項目を繰り返し入力できます。入力項目がセットになっています。例えば、「権利者情報」プロパティの「権利者識別子」が該当します。 |
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選択肢入力欄には、各選択肢を「|」(半角パイプ)区切りで入力します。
例:AAA|BBB|CCC
選択式(プルダウン)を選択した場合、選択肢を選択した後に未選択の状態に戻れるようにするため、選択肢入力欄には「|」(半角パイプ)を先頭に追加します。
例:|AAA|BBB|CCC
【注意事項】
メタデータ属性の変更が可能なのは、テキストプロパティとテキストエリアプロパティの相互の変更のみとなります。
(4) [オプション]の項目をチェックします。
項目の詳細を次に示します。
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[アイテムタイプ]に名前が表示されます。[バージョンアップ]がチェックされていることを確認してください。
(2) アイテムタイプの名前を変更します。
(3) [保存]をクリックします。
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(1) アイテムタイプを選択します。
[アイテムタイプ]に名前が表示されます。
(2) [新規登録]をチェックします。
(3) アイテムタイプの名前を変更します。
(4) [保存]をクリックします。
変更後のアイテムタイプの名前が保存されます。
5.アイテムタイプの削除
【注意】
- 削除したアイテムタイプを使用してアイテムを新規作成することはできません。
- ハーベスト用アイテムタイプを削除することはできません。
- 削除対象のアイテムタイプに紐付くアイテムが存在する場合、アイテムタイプは削除できない旨のエラーメッセージダイアログが表示されます。
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(1) アイテムタイプを選択します。
[アイテムタイプ]に名前が表示されます。
(2) [削除]をクリックします。
削除確認用のダイアログが表示されます。
(3) [継続]をクリックします。
アイテムタイプが削除されて、[削除済みアイテムタイプ]に表示されます。アイテムタイプが削除されます。
6.アイテムタイプのマッピングの設定
6.1.OAI Schemaを設定する
OAI Schema画面は、[Administration]へアクセスし、[Item Types]をクリックして[OAI Schema]をクリックすると表示されます。
この画面は、マッピングに使用するスキーマ一覧を表示し、スキーマを追加または削除できます。
6.2.マッピングに対応しているスキーマについて
WEKO3システムは、OAI-PMHやBIBTEXなどのメタデータ・ハーベスティング・プロトコルを利用して、メタデータを外部のシステムに提供できます。
アイテムのメタデータとプロトコルのエレメントを結びつけるためには、各メタデータがどのような意味を持つ情報であるかを把握する必要があります。
アイテムタイプの各メタデータ属性に、次のスキーマとの関連づけおよび言語を設定します。
- JPCOAR
- Learning Object Metadata
メタデータ提供機能は、アイテムタイプのマッピング情報に基づき、コンテンツメタデータを出力します。
なお、各語彙の詳細仕様については、それぞれの公式サイトをご覧ください。
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アイテムタイプをスキーマにマッピングする方法を説明します。
マッピングの編集画面は、[アイテムタイプ管理]をクリックして[マッピング]をクリックすると表示されます。
(1) [+Add Schema]をクリックします。
設定画面が表示されます。
(2) スキーママッピングファイルを追加して、必要事項を入力します。
(3) [保存]をクリックします。
スキーマが追加されます。
6.4.スキーマを削除する
(1) [削除]をクリックします。
スキーマが削除されます。
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[アイテムタイプリスト]からアイテムタイプ、[スキーマリスト]からスキーマを選択します。
[アイテムタイプ(親)]と[スキーマ(親)]に値が表示されます。
(2) [アイテムタイプ(親)]にマッピングする[スキーマ(親)]の属性を変更する場合は、プルダウンリストから選択します。
[アイテムタイプ(親)]にマッピングする[スキーマ(親)]の属性を変更しないで(子)の属性を変更したい場合は、そのまま[スキーマ(親)]の左のラジオボタンをチェックします。
(3) (子)の属性をプルダウンリストから選択します。
(4) 属性を追加する場合は、[+ 追加]をクリックします。
項目が追加されます。
(5) 編集した内容を保存する場合、[保存]をクリックします。
アイテムタイプがスキーマにマッピングされます。
※WEKO3では、同一の[スキーマ(親)]を複数の[アイテムタイプ(親)]にマッピングできるため、OAI-PMHの出力でエラーが発生しないよう、[アイテムタイプ(親)]のマッピング設定をチェックしています。
同一の[スキーマ(親)]を複数の[アイテムタイプ(親)]にマッピングする場合、それぞれの[アイテムタイプ(親)]のマッピング設定が異なった状態で「保存」をクリックすると、エラーが表示されます。
6.2.システムが付与したアイテムタイプ(親)をマッピングする
[システムが付与したアイテムタイプ(親)]をスキーマにマッピングする方法を説明します。
[システムが付与したアイテムタイプ(親)]では、JAIRO Cloudのシステム操作を介して作成されるメタデータの[永続識別子]や[ファイル情報]をマッピングすることができます。
マッピングの編集画面は、[アイテムタイプ管理]をクリックして[マッピング]をクリックすると表示されます。
アイテムタイプをスキーマにマッピングする方法を説明します。事前にスキーマを追加する必要があります。
スキーマの追加については、「6.3.スキーマを追加する」を参照してください。
マッピングの編集画面は、[Item Types]をクリックして[Mapping]をクリックすると表示されます。
(1) [アイテムタイプリスト]からアイテムタイプ、[スキーマリスト]からスキーマを選択します。
[アイテムタイプ(親)]と[スキーマ(親)]に値が表示されます。
(2) [アイテムタイプ [システムが付与したアイテムタイプ (親)]をクリックします。
[システムが付与したアイテムタイプ (親)]のマッピングエリアが表示されます。
(3) [システムが付与したアイテムタイプ]にマッピングする[スキーマ(親)]の属性をプルダウンリストから選択する、または[スキーマ]にマッピングする[スキーマ(親)]の左のラジオボタンをチェックします。]の属性を変更する場合は、プルダウンリストから選択します。
[システムが付与したアイテムタイプアイテムタイプ(
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(3) 親)]にマッピングする[スキーマ(親)]の属性を変更しないで(子)の属性をプルダウンリストから選択します。の属性を変更したい場合は、そのまま[スキーマ(親)]の左のラジオボタンをチェックします。
画面下部に(子) の属性が表示されます。
(4) 属性を追加する場合は、[+ 追加]をクリックします。
項目が追加されます。
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(5) 編集した内容を保存する場合、[保存]をクリックします。
アイテムタイプがスキーマにマッピングされます。