IdP関連
- IdPで認証前にエラー
→relying-party.xmlにこのSPだけに対する特殊な<RelyingParty>設定があり、かつその中に
SAML2SSOProfile
の設定が抜けているとこのエラーになります。
- attribute-filter.xmlに属性を送信するように設定しているはずなのに送信されない。
→attribute-filter.xml中のAttributeFilterPolicy要素のidが重複していると、最後のものしか有効にならないようです。idが重複しないように修正してください。
SP関連
- SPで認証後にエラー
→SPメタデータに記載されている証明書がSPにインストールされていない。
加えて、SPメタデータに複数証明書が記載されており、その一部がインストールされていない場合、タイミングによってエラーになったりならなかったりするので特に注意が必要。
- SPからDSに遷移したときにDSでエラー
SPからDSに遷移したときにDSにて以下のようにブラウザにエラーが表示される。
→学認技術ガイドに従ってSPを設定した場合、DSからのリターンURLは 'https://HOSTNAME/Shibboleth.sso/DS' となります。学認申請システムでSPの登録を行なうときに「DSからのリターンURL 」項目がこの値になっていない場合には上記のエラーが表示されます。
→なお、学認技術ガイドの「2.DSサーバの参照設定を行います。」において、SessionInitiatorのLocationを変更した場合にはDSからのリターンURLも変わります。例えば <SessionInitiator type="Chaining" Location="/ABC"...>
としたときのDSからのリターンURLは 'https://HOSTNAME/Shibboleth.sso/ABC' となります。また、shibboleth2.xmlにSessionInitiatorが1つも存在しない場合にはデフォルト値の 'https://HOSTNAME/Shibboleth.sso/Login' を使用してください。