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1.概要

NII FileSenderは大容量ファイル転送サービスです。

メール添付による送付に適さない,サイズの大きなファイルを,本サービスのサーバへのアップロードと,

サーバからのダウンロードにより受け渡しができます。

クラウドゲートウェイのグループ情報を利用し,グループ宛に送付することにより,グループ所属者全員に

ファイルを渡すことも可能です。

2.FShareとの違い

本サービスは現在運用中のFShareの後継サービスとなりますが,いくつかの異なる点があります。

受信側はファイルダウンロード時に学認経由での認証が不要です

FShareでは受信者も学認参加機関に所属しているか,OpenIdPのアカウントを保有している必要が

ありましたが,NII FileSenderでは送信側のみが学認参加機関であれば問題ありません。

グループ送信機能を使う場合のみ,受信者全員がそのグループのメンバーであることを確認するため,

認証を求められます。

※NII FileSenderでは,OpenIdP経由の認証の場合はグループ送信によるファイル送信のみ対応しています。

ゲストアカウント機能による一時送信権の付与ができます

NII FileSenderでは,認証済みユーザにより他者にゲストアカウント(ゲストバウチャー)を発行できます。

ゲストアカウントによるファイル送信は一度のみ可能であり,使用期限が設定できます。

※グループ送信機能の利用にはクラウドゲートウェイとの学認連携設定が必要です。

 また,クラウドゲートウェイのいずれかのグループに所属している必要があります。

※OpenIdP経由の認証では通常のファイル送信はできませんので,必要に応じて非OpenIdPの

 グループメンバー等からゲストアカウントの発行を受けてご利用ください。

参考

クラウドゲートウェイの利用については以下を参照してください。

https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/x/qwBm

グループの管理については以下を参照してください。

https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/x/-oE_AQ

注意:FShareの運用終了について

FileSenderのサービス開始に伴い、FShareは平成29年4月1日以降の新規ファイル登録はできなくなります。

それまでにご登録いただいたファイルについては、これまでどおり最大90日後まで取得できます。

平成29年4月1日より90日後の平成29年6月20日をもって、FShareのサービスを終了いたします。

各学認参加機関のIdP運用担当者様におかれましては、FileSenderへのアクセス設定をお願いいたします。

なお、送信すべき属性情報がFShareと異なりますので、ご注意ください。

3.IdPが送信するべき属性

NII FileSenderでは以下の属性の送信が必要です。

属性用途
eduPersonPrincipalName

利用者を特定するため。
eduPersonTargetedIDとどちらか一つ必須。

ePPNを送信しない場合はグループ送信不可。

eduPersonTargetedID

利用者を特定するため。

eduPersonPrincipalNameとどちらか一つ必須

diplayName

ユーザ表示名として。

選択

mail

送信者(From)のメールアドレスとして。

必須。

 

個人識別のための属性として,ePPNとePTIDのどちらか一つが必須となります。

ePTIDのみを送出する場合は,クラウドゲートウェイと連携したグループ送信機能が使えません。

ePPNとePTIDの両方を送出する場合,グループ送信機能が利用でき,FileSenderのシステム上にはePTIDのみが記録されます。

 

4.マニュアル

マニュアルは以下を参照してください。

このマニュアルは英語のみですが、簡単な使い方はNII FileSenderのヘルプにも記載されています。

FileSenderマニュアル:https://subversion.assembla.com/svn/file_sender/documentation/end_user_docs/EndUserDocumentation_FileSender_1_6.html

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