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uApproveJP (Jet Pack) について

IdPに対するプラグインであるuApproveは、 ユーザの属性情報の送出についてユーザに承認を得るための機能を実現するものであり、SWITCH(スイス)にて開発されました。このオリジナルの uApproveは、一括して承認を得ることはできますが、一部の属性情報を送出させないような指定ができません。そこで、SPが要求する属性情報につい て、その送出の可否を柔軟に選択できるようにするための拡張を行い、uApproveJP (Jet Pack) として提供しています。(以前は、uApprove.jp と呼んでいたものです。)

uApproveJPプラグインを組み込んだIdPの動作を簡単に説明すると次のようになります。

1. SPからIdPに認証のためのリダイレクトが行われると、IdPはユーザに認証(IDとパスワードの入力)を要求します。

2. IdPの設定に基づき、当該SPに送信しうる当該ユーザに関する属性情報を表示します。送信される属性情報はSPからの要請に基づき必須(mandatory)のものと選択的(optional)なものに分類されますが、選択的なものについては、各属性項目にチェックボックスが付き、チェックをはずすことで対応する属性情報の送信が抑制できます。必須のものについては送信の抑制はできないため、送信したくない場合は、当該SPに対する アクセスを中止することになります。なお、SPが要求する属性情報が必須かどうかは、SPのメタデータ中のRequestedAttribute要素に含まれるisRequired属性がtrueになっていることで示されます。

この送信される属性情報の承認について、以後必要がない(将来のアクセスも含めて承認する)場合は、承認を行う際にそのことを指定しておくことができます。後に再度、送信される属性情報の確認と承認を行いたい場合は、ステップ1のIDとパスワードを入力する認証ページにおいて、"Reset my attribute release approvals."のチェックを入れます。

3. 必須属性と送信を認めた選択的属性情報がSPに送信されます。

動作、仕様の詳細については、ユーザマニュアルを参照してください。

 


ダウンロード

最新版 (Shibboleth IdP 3.2.x に適用可能)

 

 


学術出版物

 


参考情報

 

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