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全般

  • GakuNin RDMはどのようなサービスですか?
    GakuNin RDMは研究者が研究データ(論文、実験・調査データ、プログラム、画像・音声・映像データ等)を管理するためのWebサービスです。PC上のWebブラウザからドラッグ・アンド・ドロップの簡単な操作でストレージにファイルを保存し、クローズドな環境で研究室内や共同研究者とデータを共有できます。

  • どこからログインできますか?
    GakuNin RDMは https://rdm.nii.ac.jp/ にアクセスして、右上のプルダウンメニュー中から自機関名を選ぶ事で、所属機関の共通認証システムからログインできます。(所属機関が学術認証フェデレーションおよびGakuNin RDMサービスに機関契約されている必要があります。)

  • だれが提供しているサービスですか?
    GakuNin RDMは国立情報学研究所が運営しているサービスです。

  • どの様な組織が機関契約できますか、また制約はありますか? 
    以下に該当する組織が契約可能です。
    • 大学,短期大学,高等専門学校,大学共同利用機関等
    • 研究機関並びに研究又は研究支援を目的とする独立行政法人及び特殊法人等
    • 上記機関と共同で研究等を行う機関
    • 学会,学術研究を目的とする公益財団・社団法人,一般財団・社団法人並びに大学に相当する教育施設等
    • 公的資金による研究開発プロジェクト

  • 正式なサービスが開始はいつからですか?   
    正式サービスは2021年2月15日に開始いたしました。

  • 契約内容を明記した利用規定等などの書面はありますか?
    契約内容を示した書類として、
    • 国立情報学研究所研究データ基盤サービス利用規程
    • 国立情報学研究所研究データ基盤サービス利用細則
    があります。サービスを利用開始するには利用申請書をご提出いただき、ご承諾いただく必要があります。

  • 特定の部局だけの利用で申請はできるのでしょうか?
    はい、部局単位での利用申請は可能です。例として大学図書館の構成員だけの利用範囲であれば、図書館長名で申請いただけます。大学全体で利用される場合は、学長名で申請ください。

  • 利用変更・利用中止の申請の届出を、利用申請時と異なる機関の長または部局の長から提出しても問題ないでしょうか?
    はい、同一利用機関および部局において、利用申請時から機関の長または部局の長の役職者に変更があった場合でも、後任の役職者からの利用変更・利用中止の申請は受け付けます。他機関または他部署へ移動した元役職者からの申請は受け付けることができません。

  • 利用申請前にGakuNin RDMについて、サービス設計の詳細を知りたいのですが情報は提示されていますか?学認クラウド導入支援サービスのクラウドチェックリストには掲載されているのでしょうか?
    GakuNin RDMは学認クラウド導入支援サービスに参加しています。学認クラウド導入支援サービス参加機関に所属し、専用サイトに登録している方は、検証済みチェックリスト回答をダウンロードすることができます。
    学認クラウド導入支援サービスについては、下記URLをご参照ください。
     https://cloud.gakunin.jp/cas/

  • スマートフォンやタブレットに対応していますか?
    GakuNin RDMはスマートフォンやタブレットなどのWebブラウザアプリとして対応しています。

  • 技術検証のためのサービスの試験的な(トライアル)利用は可能ですか?   
    トライアル利用は行っておりません。無料ですので、正式申請を行っていただき検証等を実施ください。

  • GakuNIn RDMは有料サービスですか?また課金のプラン等はありますか?   
    当面は無料です、その後の課金体系については現在検討中です。

  • サポート窓口のサービス内容について教えてください。
    サービス導入・管理に関わる情報基盤センター、図書館、研究推進部門等の窓口部署をサポート対象としており、メールによるサポート対応を行っています。窓口の受付は平日9:00-17:45で日本語のみでの受付となります。通常のお問合せには2−3営業日以内での回答となります。なお、エンドユーザーからの直接の問い合わせに向けた対応は行っておりませんので、ご所属の機関の窓口部署までお問合せ下さい。

  • 「24時間365日の有人オペレータ」は具体的に何をしてくれるのでしょうか?。
    GakuNin RDMのシステム運用チームでは24時間365日、システム障害、パフォーマス低下などの監視を行っており、問題が発生した際に復旧作業などを実施しております。ユーザサポート窓口は営業時間(平日日中) での対応となります。

  • サービスへのアクセス数やリソースの利用率など、利用統計を取得する機能は提供されていますか?
    サービスの管理者機能において機関のシステム管理担当者は、機関ごとに提供アプリと連携するストレージ毎のファイル数、合計ファイルサイズ、ファイル拡張子毎のファイル数等が取得できます。

  • データセンターにはどのような防犯設備を備えていますか?
    データセンターは監視カメラ、常駐警備員を備えています。

  • データセンターへの入退室をどのように管理していますか?
    データセンターへの入退室は事前登録の上、警備員によるIDカードでの本人確認によって実施しています。

  • データセンターにはどのような防災対策が行われていますか?
    データセンターでは、防災対策として、火災報知器、ガス消火装置が設置されています。

  • データセンターに電力が安定して供給されるよう、監視、二系統受電、自家発電などの対策を行っていますか?   
    データセンターに電力が安定して供給されるよう、電気系統の監視、二系統受電、自家発電、無停電電源装置 (UPS) などの対策を行っています。

  • データセンターのネットワークが安定して運用されるよう、監視や二重化などの対策を行っていますか?
    データセンターのネットワークが安定して運用されるよう、ネットワーク経路の監視や二重化などの対策を行っています。

  • データセンターが設置されている地域やリージョンを公表していますか?
    データセンターの地域は日本国内にあり、2リージョン以上で冗長化構成をとっています。

  • ユーザが利用するリソースは、他のユーザのリソースとどのレベルで分離されていますか?
    提供するWebアプリのアプリケーションレベルで分離されています。アプリが提供分のデフォルトストレージについてはストレージ装置の制御機構による分離を行っています。

  • サービスを提供するために用いるサーバのOS・アプリケーションのバージョンアップの頻度、あるいは基準が定められていますか?
    四半期に1回程度のバージョンアップを実施しています。緊急の場合は、適宜適切な対応を実施しています。

  • 保存するユーザのデータについて暗号化が可能ですか?
    ストレージの自動暗号化機能を利用し全オブジェクトを暗号化して保存しています。暗号鍵はシステム側で付与し、セキュア領域にて保持しています。管理ツールによる暗号鍵のバックアップシステムを利用し、インシデント発生時の暗号化データのリカバリーに対応しています。ストレージ中における保存データの暗号化方式は AES256-CTR となります。

  • ユーザのデータ管理において暗号化に用いる鍵の管理方法は公開されていますか?
    ハードディスク暗号鍵についてはバックアップ機能を利用し、インシデント発生時の暗号化データのリカバリーに対応しています。

  • ユーザが格納したデータは多重化されていますか?
    複数のデータセンターに自動的にファイルシステムバックアップを実施しています。また、データセンター内は、ストレージの機能で多重化対応しています。

  • ユーザが格納したデータごと(例えばファイルごと)にアクセス制限のレベルを任意に設定することができますか?   
    ユーザが格納したデータを保持するディレクトリへの共有条件をGUIで制御することで、ファイルへのアクセス制限を実現しています。

  • クラウド上に格納されたデータに対してクライアント側にローカルコピーをもつことは可能ですか?
    可能です。手順は利用するストレージのサービスに依存します。

  • 各利用者が保存しているファイルについて複数世代のバックアップを取得・管理することは可能ですか?
    複数世代のバックアップを取得・管理することは可能です。

  • バックアップ先として同一インフラストラクチャ、別インフラストラクチャ、別データセンタ、別地域などを指定することは可能ですか?   
    ユーザーが、地域を指定することはできませんが、複数のデータセンター間で自動的にファイルシステムのバックアップを実施しています。

  • バックアップデータのアクセス制限や暗号化に関して、元のデータと同等のセキュリティレベルが継承されますか?
    NIIストレージに対して、システムが実施したバックアップデータのアクセス制限や暗号化に関して、元のデータと同等のセキュリティレベルを継承します。

  • オンプレミスの環境や他社クラウドにユーザデータを移行する際の移行ツールや手段は提供されていますか?。
    アプリケーション中でのユーザ自身による手動の移行は可能ですが、自動移行ツールはございません。

  • サービスを提供するために用いるプラットフォーム(ハイパーバイザ、OS、ミドルウェア、ソフトウェアパッケージ等)は何ですか?
    AWS上で以下のOSとミドルウェア(Linux, Docker, Kubernetes, PostgreSQL, Elasticsearch)を利用してシステムを構成しています。


  • サービスを運営する組織はISO27001 (ISMS, 情報セキュリティマネジメントシステム) などを取得していますか?
    2021年度にISO27001 (ISMS, 情報セキュリティマネジメントシステム) の取得を予定しています。

  • ユーザの都合により契約を終了する時やクラウド事業者が事業を終了する時、サービス利用終了前にユーザがデータを取り出すことはできますか?
    データはサービス終了前に、ユーザ側でWebアプリケーション上のフロントエンドからダウンロードすることが可能です。

  • オンプレミスの環境や他社クラウドにユーザデータを移行することが可能ですか?
    GakuNin RDMアプリケーション中でのユーザ自身による手動の移行は可能です。

  • GakuNin RDMを使用しているユーザが何らかの理由により機関を離れた場合、ユーザは削除されますか?
    ユーザが所属機関を離れた場合、ユーザアカウントやデータは削除されません。

  • プロジェクトの管理者が機関を離れた場合、他のユーザーが参加していれば引き続きアクセスは可能ですか?
    その他のユーザは引き続きプロジェクトにアクセスできますが、
    プロジェクトの管理者の権限は「メンバー」機能で他のユーザに委譲しておく必要があります。
    委譲しないと、管理者が不在になり、メンバー増減、権限変更が行えなくなります。

  • プロジェクトの管理者が機関を離れ、別の管理者が引き継いだ場合、新たな管理者の標準ストレージの消費はどうなりますか?
    プロジェクト作成者以外の他ユーザが引き継ぐことが可能で、引き継いだ管理者として利用する場合には自身の標準ストレージのクォータは消費しません。また、最初のプロジェクト作成者が別の機関に移動した場合は、新規ユーザアカウントとなるため標準ストレージのクォータ消費量は引き継ぎません。

  • さらに詳しく知るためのホームページはありますか?
    詳しくは、下記の国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターのホームページ(https://rcos.nii.ac.jp)の管理基盤の項目をご覧下さい。

認証

  • 所属機関の学認IdPのアカウントが必要ですか?
    GakuNin RDMのご利用には学認参加機関のIdP(Identity Provider)のアカウントが必要となります。学認参加機関でない場合、ご導入の際は学認へのご加入をご検討いただくか、OpenIdPをお使いいただく必要があります。

  • 多要素認証に対応していますか?
    いいえ、対応について検討中です。

ストレージ

  • どのようなストレージが利用できますか?
    GakuNin RDMでは標準ストレージと、所属機関のストレージを機関毎に指定接続して使う機関ストレージがあります。また、プロジェクトの性質によって様々なプロバイダーのストレージを接続できる拡張ストレージ機能があります。

  • 標準ストレージ(NIIストレージ)とは何ですか?
    GakuNin RDM中で標準設定としてご利用いただけるNII提供のクラウドストレージになります。

  • 複数のメンバーが参加するプロジェクトに於いて、どのようにストレージは消費されるのですか?
    ストレージの1ユーザーあたりの利用容量制限は、プロジェクト作成者の容量から消費されます。例:Aさんがプロジェクトを新規作成した際に、Bさんがそのプロジェクトのメンバーに参加。Bさんがファイルを保存した場合、Aさんのストレージ容量が使用されることになります。

  • 機関ストレージとは何ですか?
    機関のシステム管理者が自機関の内部向けに提供するストレージを、所属構成員のGakuNin RDM利用時に標準的にマウントする機能です。機関ストレージを利用される場合は、NII標準ストレージと切替えになります。

  • 標準ストレージの使用容量に制限はありますか?
    GakuNin RDMの標準ストレージは1ユーザ当り100GBまで、1ファイル当り5GB未満の制限があります。共同研究者がいる場合でも、プロジェクトの最初の管理者(Administrator)から容量を消費します。

  • 所属機関所有のオブジェクトストレージを接続できますか?
    GakuNin RDMでは主要プロバイダが提供するオブジェクトストレージおよび、所属機関内のオンプレミスのサーバ上のオブジェクトストレージが接続可能です。機関ストレージおよび拡張ストレージとしてお使いいただけます。

  • ファイルをストレージにアップロードすると、Web上で公開されてしまうのですか?
    GakuNin RDMではリポジトリ連携機能を使用しない限り、データが公開されることはありません。

  • ストレージ中でファイルのバージョン管理は可能ですか?
    GakuNin RDMでは同じファイル名でアップロードしたデータについてバージョン管理することができます。

  • ユーザのデータ管理において暗号化に用いる鍵の管理方法は公開されていますか?
    ハードディスク暗号鍵はシステム側で付与し、セキュア領域に保持しています。暗号鍵についてはバックアップ機能を利用し、インシデント発生時の暗号化データのリカバリーに対応しています。

リポジトリ連携

  • どのようなリポジトリを接続できますか?
    GakuNin RDMでは研究データ公開基盤(WEKO)を接続して、データをリポジトリへ登録(公開)することができます。

  • どのようにGakuNin RDMからデータをリポジトリへ登録しますか?
    GakuNin RDMのリポジトリアドオンを使用することで、ストレージサービスと同様にドラッグ・アンド・ドロップで、研究データをリポジトリに登録できます。

  • 機関リポジトリがJAIRO Cloud (WEKO3)の場合、GakuNin RDMで作成されたメタデータや公開用ファイルをGakuNin RDからJAIRO Cloud (WEKO3)に機械的に引き渡すような連携は想定されているのでしょうか?
    GakuNIn RDMからJAIRO Cloud(WEKO3)へはシステム連携して、機械的にメタデータ登録と公開用ファイルを整理して提出する設計を想定しています。GakuNin RDM側では研究者の利用を想定してメタデータ入力負担をなるべく軽減し、WEKO3ではキュレーターがより正確なメタデータ付与ができるようなシステムの分担になります。

研究用ソフトウェア連携

  • どのような研究用ソフトウェアと接続できますか?
    GakuNin RDMのアドオンとしてソースコードリポジトリ、文献管理ツール、図表共有サービス、データ解析プラットフォーム、ワークフローエンジン等と接続することができます。

  • 専門分野のデータベースやウェブサービスと連携させるには、どうすればよいですか?
    GakuNin RDMはソースコードをオープンソースソフトウェアとしてGitHub上で(https://github.com/RCOSDP)提供しています。独自機能はアドオンとして開発していただく事が可能です。全国的あるいは専門分野全体で需要があり汎用性の高いアドオンは、積極的にGakuNin RDMサービスに取り込んでいます。

研究公正

  • ユーザがファイル操作した際に、来歴(ログ)を確認できますか?
    GakuNin RDMでは、アップロードされた研究データのファイルについて、登録・編集・削除などの来歴(ログ)を管理いたします。研究証跡を管理することは研究不正防止に効果的です。

トラブルシューティング

  • GakuNin RDM 使用中に突然, ファイル画面やWiki画面にアクセスできなくなったのですが。
    ・GakuNin RDMでは、常時アプリケーションの改良のためのアップデートを行っております。一時的に画面が表示されない場合がございますがお客様のデータには影響ございません。
    ・ブラウザのキャッシュをはらうか、一度ブラウザを閉じて再度ログインいただくことで解消し、最新バージョンのGakuNin RDMがご利用いただけます。
    ・JavaScriptが無効になっている場合、ログイン画面のプルダウンメニューが表示されないことがあります。
    ・Webブラウザでの画像フィルタ・プラグイン等のセキュリティソフトウェアをお使いの場合、ログイン画面のプルダウンメニューが表示されないことがあります。
    ・その場合は、https://accounts.rdm.nii.ac.jp と  https://ds.gakunin.nii.ac.jp を許可していただくことで表示されるようになります。

  • GakuNin RDM 正式参加前の検証をOpen IdPのアカウントで実施していました。その際に利用したメールアドレスを正式参加後に利用しようとすると"Existing email address" というエラーが表示されて利用することが出来ません。
    下記の手順でOpen IdPのアカウントからご利用になりたいメールアドレスを削除してください

(1)Open IdPのアカウントにログイン後のメール入力欄で、一時的に別の代替メールアドレス(一度も登録されたことが無いメールアドレス)を入力して登録

(2)代替メールアドレスに届いたメールの認証確認用のURLをクリック

(3)ログイン後に面右上のユーザ名をクリックし、表示されるプルダウンメニューから「設定」を選択

(4)「設定」画面で左側のメニューから「アカウント設定」を選択

(5)「プライマリメール」と「代替メール」が登録されているので、「代替メール」を「プライマリにする」をクリック

(6)メールアドレスが「プライマリメール」になったら、代替メールアドレス右端に表示されるバツ印(×)をクリックして削除

 上記の手順でエラーが発生する場合や手順の実施後もログイン出来ない場合はお問い合わせください

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