本ページの記述はIdPv2に対するものです。IdPv3ではTerracottaを用いた冗長化手順は提供されません。

Shibboleth-IdP冗長化環境構築手順書(Terracotta編)

2011年12月26日
金沢大学

- 目次 -
1. はじめに
1.1. 本章の目的
1.2. 前提条件
2. Terracottaの構築
2.1. ファイヤーウォールを解放する。
2.2. Terracotttaの設定ファイルの編集
2.3. Terracottaのインストール
2.4. Terracottaクライアントの設定
3. 起動・停止
3.1. Terrracottaサーバ、クライアントの起動順
3.2. Terracottaサーバの起動/停止
3.3. tomcat (Terracottaクライアント)の起動/停止

1. はじめに

1.1. 本章の目的

本書は、JavaクラスタリングソフトウェアであるTerracottaを使用したShibboleth-IdPの冗長化環境の構築手順書です。
本書にて、TerracottaのインストールとShibboleth-IdPとの連携ができることを目的とします。

1.2. 前提条件

Terracottaを使ったShibboleth-IdP冗長化環境を構築するにあたり、下記を前提条件とします。
前提条件

 

ソフトウェア名

バージョン

インストール先

Terracotta

3.6.1

/opt/terracotta

Shibboleth-IdP

2.3.6

/opt/shibboleth-idp

Apache Tomcat

6.0.35

/usr/java/tomcat


2. Terracottaの構築

Terracottaを構築する全てのサーバで実施します。

2.1. ファイヤーウォールを解放する。

Terracottaは3つのポートを使用します。
ClientからServerへのポート (デフォルトは 9510)
ServerからServerへのポート (デフォルトは 9530)
JMXを利用する場合のポート (デフォルトは 9520。本マニュアルでは利用しません。)

2.2. Terracotttaの設定ファイルの編集

 

2.3. Terracottaのインストール

2.4. Terracottaクライアントの設定

3. 起動・停止

3.1. Terrracottaサーバ、クライアントの起動順

3.2. Terracottaサーバの起動/停止

3.3. tomcat (Terracottaクライアント)の起動/停止

以上。