実習セミナー内に準備されたLinuxサーバに、Shibbolethをインストールする手順となっています。
以下は本技術ガイドで構築する前提となる環境です。
また、実習環境ではSELinuxは無効化されているものとして手順を記載しています。下記コマンドでSELinux設定が確認できます。
$ /usr/sbin/getenforce |
Shibboleth用のrepositoryファイルをダウンロードします。
# curl -O |
yumにrepositoryファイルを追加します。
# cp |
yumコマンドを使用する為、依存関係のあるunixODBCなども同時にインストールされます。
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途中でPGP鍵のインポートに関して確認があります。
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Fingerprint: に表示されている文字列が上記と一致することを確認の上、y[ENTER]
を入力してください。同様に2つ目のPGP鍵の確認がありますので、
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Fingerprint: に表示されている文字列が上記と一致することを確認の上、y[ENTER]
を入力してください。
なお、OSインストール直後の状態でyum install shibbolethでインストールされるパッケージは以下の通りです。
(2022年7月現在, CentOS 7にて)
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/etc/httpd/conf.d/ssl.confにて、ServerNameを設定します。
ServerName ex-sp-test??.gakunin.nii.ac.jp:443 ← ホスト名を設定(??には、割り振られた番号を設定) |
以下のコマンドでshibdを起動します。
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サービス | 起動コマンド | 停止コマンド | 再起動コマンド |
---|---|---|---|
httpd | systemctl start httpd | systemctl stop httpd | systemctl restart httpd |
shibd | systemctl start shibd | systemctl stop shibd | systemctl restart shibd |
※shibdと同様、httpdもSPの設定ファイル(shibboleth2.xml等)を読み込みますので、設定ファイルを変更した際はhttpdの再起動もしくは再読み込み(reload)もあわせて行うようにしてください。httpdに含まれるShibbolethモジュール(mod_shib)が当該ファイルを読み込みます。
インストールが完了したら,サイト情報等の設定を行って下さい.