改版履歴

 

 

 

版数

日付

内容

担当

V.1.0

2015/4/1

初版

NII

V.1.1

2016/12/26

認証局「NII Open Domain S/MIME CA」の追加に伴う修正

NII

V2.0

2018/2/26

対応環境をMicrosoft Office Outlook 2013以上に変更

NII


目次
1. S/MIME証明書のインストール手順
1-1.動作環境について
1-2.前提条件
1-3.インストール手順
2. デジタル署名付きメールの送信
2-1.デジタル署名付きメールの送信手順
2-2.送信したデジタル署名付きメールの確認手順

1. S/MIME証明書のインストール手順

 

1-1.動作環境について

本マニュアルでは以下の環境における操作手順のみ記載しています。

対応環境

Microsoft Office Outlook 2013以上

 

1-2.前提条件

Microsoft Office OutlookでS/MIME証明書を使用する場合の前提条件について記載します。S/MIME証明書を利用する環境に合わせて、適宜手順の読み替えを行ってください。(本マニュアルではMicrosoft Office Outlook 2013での実行例を記載しております。)

前提条件

  1. S/MIME証明書がWebブラウザへインストールされていること
    (Webブラウザへのインストールマニュアル_Microsoft Internet Explorer編に記載)
  2. Microsoft Office Outlook 2013以上がインストールされていること

 

1-3.インストール手順

証明書のインストール手順

  1. Microsoft Office Outlookより[ファイル]タブを押してください。

  2. [Outlookのアカウント情報]画面が表示されますので、[オプション]を押してください。


     
  3. [Outlookのオプション]画面が表示されますので、[セキュリティセンター]を選択し、[セキュリティセンターの設定(T)]を押してください。


     
  4. [セキュリティセンター]画面が表示されますので、[電子メールのセキュリティ]を選択してください。
    [送信メッセージにデジタル署名を追加する(D)]と[署名されたメッセージを送信する際は、クリアテキストで送信する(T)]にチェックをし、[設定(S)]を押してください。



  5. [セキュリティ設定の変更]画面が表示されますので、[セキュリティ設定名(S)]に任意の文字列を入力してください。
    [この暗号化メッセージ形式の既定のセキュリティ設定として使用する(T)]と[すべての暗号化メッセージの既定のセキュリティ設定として使用する(M)]にチェックをし、[選択(C)]を押してください。


     
  6. [Windowsセキュリティ]画面が表示されますので、S/MIME証明書を選択し、[OK]を押してください。


     
  7. [ハッシュアルゴリズム(A)]より[SHA256]、[暗号化アルゴリズム(L)]より[3DES]を選択し、[署名済みメッセージで証明書を送信する(E)]にチェックをし、[OK]を押してください。


    ※[ハッシュアルゴリズム(A)]はご利用の環境に合わせて選択してください。

  8. [OK]を押してください。


     
  9. [OK]を押してください。





    以上でS/MIME証明書のインストールは完了です。

 

2. デジタル署名付きメールの送信

2-1.デジタル署名付きメールの送信手順

デジタル署名付きメールの送信手順

  1. [ホーム]タブを選択し、[新しい電子メール]を押してください。



  2. [メッセージ]画面が表示されますので、[オプション]タブより[署名]が設定されていることを確認し、メールを作成します。
    作成が終わりましたら、[送信(S)]を押してください。


    ※デジタル署名付きメールを送信しない場合は、[署名]を押して設定を解除してから[送信(S)]を押してください。



    以上でデジタル署名付きメールの送信は完了です。

 

2-2.送信したデジタル署名付きメールの確認手順

送信したデジタル署名付きメールの確認手順

  1. [送信済みアイテム]より、デジタル署名付きで送信したメールを選択してください。



  2. [リボン]のアイコンを押してください。



  3. [デジタル署名]の画面が表示されますので、[詳細(D)]を押してください。



  4. [メッセージセキュリティのプロパティ]画面が表示されますので、[詳細の表示(V)]を押してください。



  5. [全般]タブを選択し、[詳細書の表示(V)]を押してください。



  6. [証明のパス]タブを選択し[証明書の状態(S)]より、証明書に問題がないことを確認してください。





    以上で送信したデジタル署名付きメールの確認は完了です。