全般

GakuNin RDMは研究者が研究データ(論文、実験・調査データ、プログラム、画像・音声・映像データ等)を管理するためのWebサービスです。Webブラウザからドラッグ・アンド・ドロップの簡単な操作でストレージにファイルを保存し、クローズドな環境で研究室内や共同研究者とデータを共有できます。

GakuNin RDMは国立情報学研究所が運営しているサービスです。本サービスは、2020年の本稼働を目指しており現在は実証実験フェーズにあります。

GakuNin RDMでは研究データ管理サービスの基本機能と一定量の標準ストレージが無料でご利用いただけます。

GakuNin RDMは学認参加機関の研究者や大学院生の方であれば、サービスをご自由にお使いいただけます。

GakuNin RDMはスマートフォンやタブレットなどのWebブラウザに対応しています。

詳しくは、下記の国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターのホームページ(https://rcos.nii.ac.jp/)の管理基盤の項目をご覧下さい。

国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターのメールアドレス(rcos-office@nii.ac.jpまでお問合せください。後日、担当者からご連絡致します。

認証

GakuNin RDMのご利用には学認参加機関のIdP(Identity Provider)のアカウントが必須となります。学認参加機関でない場合、ご導入の際は学認へのご加入をご検討いただく必要があります。

ストレージ

GakuNin RDMでは標準ストレージと、所属機関のストレージを接続して使うエクストラストレージがあります。

GakuNin RDM中でご利用いただけるクラウドストレージになります。

GakuNin RDMの標準ストレージは1ユーザ当り100GBまで、1ファイル当り5GB未満の制限があります。

GakuNin RDMでは主要プロバイダが提供するオブジェクトストレージおよび、所属機関内のオンプレミスのサーバ上のオブジェクトストレージが接続可能です。

GakuNin RDMではデータが公開されることはありません。

GakuNin RDMではアップロードしたファイルについてバージョン管理することができます。

リポジトリ連携

GakuNin RDMでは研究データ公開基盤(WEKO)を接続して、データをリポジトリへ登録することができます。

GakuNin RDMのリポジトリアドオンを使用することで、ストレージサービスと同様にドラッグ・アンド・ドロップで、研究データをリポジトリに登録できます。

研究用ソフトウェア連携

GakuNin RDMのアドオンとしてソースコードリポジトリ、文献管理ツール、図表共有サービス、データ解析プラットフォーム、ワークフローエンジン等と接続することができます。

GakuNin RDMはソースコードをオープンソースソフトウェアとして提供しています。独自機能はアドオンとして開発していただく事が可能です。需要があり汎用性の高いアドオンは、積極的にサービスに取り込みます。 

研究公正

GakuNin RDMでは、アップロードされた研究データのファイルについて、登録・編集・削除などの来歴(ログ)を管理いたします。研究証跡を管理することは研究不正防止に効果的です。


GakuNin RDM ユーザサポートサイト

https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/display/gakuninrdmusers)