国立情報学研究所 (NII) は、日本学術振興会 (JSPS) 人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業の一環として「オンライン分析システム」を開発しています。

本システムは2020年10月から実証実験（クローズドβテスト）を開始する予定で、現在、実験にご協力いただける大学・研究機関等を募集しています。ご興味のある方は下記担当者までお問い合わせください。

研究者ガイド（執筆中）

• 本システムを利用する研究者や教員・講師の方は、こちらをお読みください。

受講者ガイド（執筆中）

• 本システムを利用して行われる授業やセミナー等を受講する方は、こちらをお読みください。

情報基盤担当者ガイド（執筆中）

• 本システムを利用する機関で「学認」および学外ネットワークを担当する部署の方は、こちらをお読みください。

オンライン分析システムとは

• Jupyter Notebook と RStudio の実行環境を NII がクラウド上で提供するものです。

• 研究者は、オンライン分析システムにログインして、すぐに R や Python のプログラムを作成・実行することができます。

  • 手元のコンピュータに統計分析ソフトをインストールしたり、データを手元にダウンロードしたりする手間がかかりません。

• 共同研究者や学生は、公開されている研究データとプログラムをボタンひとつでオンライン分析システムに取り込み、すぐにデータ分析を始めることができます。

• ゼミ・講義・演習など、多くの受講者に分析環境を提供する目的にも適しています。

実証実験の概要

• こちらのスライドをご参照ください。

参加要件

• 学術認証フェデレーション「学認」に参加している機関（大学等）に所属し、学認と連携するアカウントをお持ちの方は、本システムをご利用いただけます。
• ご所属の機関が学認に参加しているかどうかは、学認のページで「アイデンティティプロバイダー：IdP」の一覧に掲載されているかどうかをご確認ください。
• ご自身のアカウントが学認と連携しているどうかは、所属機関の情報基盤担当者にお問い合わせください。

ご理解・ご協力いただきたいこと

• 実証実験は、本格的なサービスの提供に先駆けてシステムの実用性を評価し、改善すべき点を洗い出すことを目的としています。
• ユーザーから要望や苦情を受けた場合は随時NIIにご報告ください。改善のための貴重な情報として活用させていただきます。
• システムに問題が発生し、利用を継続できなくなる可能性をご承知おきください。このような事態に備え、あらかじめバックアッププランをご用意ください。
• システムに問題が発生したり、ユーザーから苦情が報告されたりした場合は、改善のための調査にご協力ください。
• 問題発生時の原因究明のため、ユーザーの作業履歴や保存されたデータをNIIの技術者が調査する可能性があります。
• メンテナンスのため、平日昼間にシステムを停止する可能性があります。この場合、実施時期を事前に告知・相談させていただきます。
• 本システム上に保存されたデータは永続的に保持されません。重要なデータの保存場所としては利用しないでください。
• 2020年11月～12月ごろ、本システムが稼働するハードウェアが移設される予定です。移設前後のタイミングで、本システム上に保存されたデータが失われます。詳細は決定次第お知らせします。

スケジュール

• 2020年10月～　実証実験（クローズドβテスト）
• 2021年4月～　試験運用（オープンβテスト）
• 2022年4月～　本運用

スケジュールは変更される可能性があります。配慮が必要な場合は個別にご相談に応じます。

連絡先

国立情報学研究所　オープンサイエンス基盤研究センター
担当: 藤原一毅 <ikki@nii.ac.jp>

開発者ガイド

• 開発者のページ（内部向け）