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GakuNin RDMは研究者が研究データ(論文、実験・調査データ、プログラム、画像・音声・映像データ等)を管理するためのWebサービスです。Webブラウザからドラッグ・アンド・ドロップの簡単な操作でストレージにファイルを保存し、クローズドな環境で研究室内や共同研究者とデータを共有できます。
GakuNin RDMは https://rdm.nii.ac.jp/ にアクセスして、右上のプルダウンメニュー中から自機関名を選ぶ事で、所属機関の共通認証システムからログインできます。(所属機関がGakuNin RDMサービスに機関参加されている必要があります。)
GakuNin RDMは国立情報学研究所が運営しているサービスです。
以下に該当する組織が契約可能です。
大学,短期大学,高等専門学校,大学共同利用機関等
研究機関並びに研究又は研究支援を目的とする独立行政法人及び特殊法人等
上記機関と共同で研究等を行う機関
学会,学術研究を目的とする公益財団・社団法人,一般財団・社団法人並びに大学に相当する教育施設等
公的資金による研究開発プロジェクト
正式なサービス開始は2021年1月19日からです。
契約内容を示した書類として、
国立情報学研究所研究データ基盤サービス利用規程
国立情報学研究所研究データ基盤サービス利用細則
があります。サービスを利用開始するには利用申請書をご提出いただき、ご承諾いただく必要があります。
GakuNin RDMはスマートフォンやタブレットなどのWebブラウザに対応しています。
試験的な利用が可能です。詳しくはrcos-office@nii.ac.jpまでお問合せください。
予定として2023年度までは無料です。その後の課金体系については現在検討中です。
サービス導入・管理に関わる情報基盤センター、図書館、研究推進部門等の窓口部署をサポート対象としており、メールによるサポート対応を行っています。窓口の受付は平日9:00-17:45で日本語のみでの受付となります。通常のお問合せには2−3営業日以内での回答となります。なお、エンドユーザーからの直接の問い合わせに向けた対応は行っておりませんので、ご所属の機関の窓口部署までお問合せ下さい。
サービスの管理者機能において機関のシステム管理担当者は、機関ごとに提供アプリと連携するストレージ毎のファイル数、合計ファイルサイズ、ファイル拡張子毎のファイル数等が取得できます。
データセンターは監視カメラ、警備員常駐を備えていいます。
データセンターへの入退室は事前登録の上、警備員によるIDカードでの本人確認によって実施しています。
データセンターでは、防災対策として、火災報知器、ガス消火装置が設置されています。
データセンターに電力が安定して供給されるよう、電気系統の監視、二系統受電、自家発電、無停電電源装置 (UPS) などの対策を行っています。
データセンターのネットワークが安定して運用されるよう、ネットワーク経路の監視や二重化などの対策を行っています
データセンターの地域は日本国内にあり、2ゾーン以上で冗長化構成をとっています。
提供するWebアプリのアプリケーションレベルで分離されています。アプリが提供分のデフォルトストレージについてはストレージ装置の制御機構による分離を行っています。
四半期に1回程度のバージョンアップを実施しています。緊急の場合は、適宜適切な対応を実施しています。
ストレージの自動暗号化機能を利用し全オブジェクトを暗号化して保存しています。暗号鍵はシステム側で付与し、セキュア領域にて保持しています。管理ツールによる暗号鍵のバックアップシステムを利用し、インシデント発生時の暗号化データのリカバリーに対応しています。保存データの暗号化方式は AES256-CTR となります。
ハードディスク暗号鍵についてはバックアップ機能を利用し、インシデント発生時の暗号化データのリカバリーに対応しています。
複数のデータセンターに自動的にファイルシステムバックアップを実施しています。また、データセンター内は、ストレージの機能で多重化対応しています。
ユーザが格納したデータを保持するディレクトリへの共有条件をGUIで制御することで、ファイルへのアクセス制限を実現しています。
可能です。手順は利用するストレージのサービスに依存します。
複数世代のバックアップを取得・管理することは可能です。
ユーザーが、地域を指定することはできませんが、複数のデータセンター間で自動的にファイルシステムのバックアップを実施しています。
バックアップ先のデータのアクセス制限や暗号化に関して、バックアップ元のファイル(オリジナルファイル)と同等のセキュリティレベルを継承しています。
2021年度にISO27001 (ISMS, 情報セキュリティマネジメントシステム) の取得を予定しています。
データはサービス終了前に、ユーザ側でWebアプリケーション上のフロントエンドからダウンロードすることが可能です。
アプリケーション中でのユーザ自身による手動の移行は可能です。
詳しくは、下記の国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターのホームページ(https://rcos.nii.ac.jp)の管理基盤の項目をご覧下さい。
GakuNin RDMのご利用には学認参加機関のIdP(Identity Provider)のアカウントが必要となります。学認参加機関でない場合、ご導入の際は学認へのご加入をご検討いただくか OpenIdPをお使いいただく必要があります。
いいえ、対応について検討中です。
GakuNin RDMでは標準ストレージと、所属機関のストレージを機関毎に指定接続して使う機関ストレージがあります。
また、プロジェクトの性質によって様々なプロバイダーのストレージを接続できる拡張ストレージ機能があります。
GakuNin RDM中で標準設定としてご利用いただけるNII提供のクラウドストレージになります。
機関のシステム管理者が自機関の内部向けに提供するストレージを、所属構成員のGakuNin RDM利用時に標準的にマウントする機能です。
機関ストレージを利用される場合は、標準ストレージと切替えになります。
GakuNin RDMの標準ストレージは1ユーザ当り1Tバイトまで、1ファイル当り5GB未満の制限があります。
共同研究者がいる場合でも、プロジェクトの最初の管理者(Administrator)から容量を消費します。
GakuNin RDMでは主要プロバイダが提供するオブジェクトストレージおよび、所属機関内のオンプレミスのサーバ上のオブジェクトストレージが接続可能です。機関ストレージおよ び拡張ストレージとしてお使いいただけます。
GakuNin RDMではリポジトリ連携機能を使用しない限り、データが公開されることはありません。
GakuNin RDMでは同じファイル名でアップロードしたデータについてバージョン管理することができます。
GakuNin RDMでは研究データ公開基盤(WEKO)を接続して、データをリポジトリへ登録(公開)することができます。
GakuNin RDMのリポジトリアドオンを使用することで、ストレージサービスと同様にドラッグ・アンド・ドロップで、研究データをリポジトリに登録できます。
GakuNin RDMのアドオンとしてソースコードリポジトリ、文献管理ツール、図表共有サービス、データ解析プラットフォーム、ワークフローエンジン等と接続することができます。
GakuNin RDMはソースコードをオープンソースソフトウェアとしてGitHub上で(https://github.com/RCOSDP)提供しています。独自機能はアドオンとして開発していただく事が可 能です。全国的あるいは専門分野全体で需要があり汎用性の高いアドオンは、積極的にGakuNin RDMサービスに取り込んでいます。
GakuNin RDMでは、アップロードされた研究データのファイルについて、登録・編集・削除などの来歴(ログ)を管理いたします。研究証跡を管理することは研究不正防止に効果的 です。
GakuNin RDMでは、常時アプリケーションの改良のためのアップデートを行っております。一時的に画面が表示されない場合がございますがお客様のデータには影響ございません。 ブラウザのキャッシュをはらうか、一度ブラウザを閉じて再度ログインいただくことで解消し、最新バージョンのGakuNin RDMがご利用いただけます。
Webブラウザでの画像フィルタ・プラグイン等のセキュリティソフトウェアをお使いの場合、ログイン画面のプルダウンメニューが表示されないことがあります。
その場合は、https://accounts.rdm.nii.ac.jp と https://ds.gakunin.nii.ac.jp を許可していただくことで表示されるようになります。
(https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/display/gakuninrdmusers)