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title作成済みTSV編集方法

トップメニュー画面の「作成開始」をクリックする(図8参照)。
種別選択画面に遷移後、「作成済みTSVの編集」タブリンクをクリックし、種別選択画面作成済みTSV編集画面に遷移することを確認する。

図91 種別選択 – 作成済みTSV編集

2.3.1.TSVファイル読込

「ファイル選択」(図92番号1)をクリックし、読み込むTSVファイル選択後、「作成済みTSVの編集を開始」(図92番号2)をクリックすることで、
選択したTSVのレコード編集画面に遷移する。

図92 作成済みTSV編集 – TSVファイル読込


作成済みTSV編集画面で読込可能なTSVファイル種別と読込後に遷移する編集画面の対応を表1に示す。


表1 作成済みTSV編集 – 読込可能TSV種別

レコード編集画面の操作についてはTSV新規作成機能で説明した内容と同様であるため割愛する。

2.4.エラーが発生した場合には

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titleエラーの対応方法

TSVツールを利用中にエラーが発生した場合、図93のようにエラーメッセージが赤色で表示される。

Image Modified
図93 エラーメッセージ

TSVツール利用時によく目にすると思われるエラーメッセージ、またその原因・解決方法をまとめた表を以下に示す。
2.4.1 にはファイルをアップロードした際に表示されるエラー、2.4.2 にはTSVファイル作成時に表示されるエラーが記載されている。

2.4.1 ファイルアップロード時のエラー

ファイル選択にて作成したファイルの読み込み時に表示されるエラーです。

...

2.4.2 TSV作成時のエラー

「完了」ボタンをクリックし、TSVファイル作成時に表示されるエラーです。
エラーメッセージの「... 」は主体者DN, CSR, 利用管理者所属, 利用管理者mail, 利用管理者FQDN, 利用管理者ソフトウェア名・バージョンのいずれかが記載されます。

...

「... 」は必須項目です。入力してください。

...

入力が必要な項目が空の場合に表示される。...にて表示される当該項目の入力を行う。

...

「CSR」のフォーマットが不正です。

...

CSRとして指定された値がCSRと解釈出来ない(openssl req で読み込むことが出来ない)。ファイル読込を行ったファイルを確認する。

...

メールアドレスを@で分割した時、前半部分(ローカル部)または後半部分(ドメイン)に下記原因がある。

前半部分(ローカル部分)
・前半部分が空
・半角英数字、特定の記号(!#$%&'*+-/=?^_`{}|~)以外が含まれる
・先頭、末尾がピリオド、またはピリオドが連続する
・バックスラッシュが含まれる(ダブルクォートで囲んでいる場合はOK)
・ダブルクォートが奇数個

後半部分(ドメイン)
・ドット区切りで1個以上に分割できない
・ドットで分割後、いずれかの値が英数字とハイフン以外を含む
・ドットで分割後、いずれかの値の先頭または末尾がハイフン
・ドットで分割後、末尾の値が2文字未満
・無効なドメインの入力

...

主体者DNのLが不正な値。UPKI証明書 主体者DNにおける ST および L の値一覧を参考に正しいLを入力をする。

...

「主体者DN」の属性(CN,O,L,ST.C)が空です。

...

入力が必要な項目が空の場合に表示される。表示される属性の入力を行う。

...

「主体者DN」の属性(CN,O,L,ST.C)に「〇〇」の文字は使えません。

...

「主体者DN」のCNの値は先頭と末尾に「.」と「-」の文字は使えません。

...

TSVツール利用時によく目にすると思われるエラーメッセージ、またその原因をまとめた表については下記FAQページにて記載をしている。
https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/pages/viewpage.action?pageId=94346841

3.管理者向け情報

本章ではTSVツールの管理者向けの手順や説明を記載する。

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以下にTSVツールのソースコード中、主要なディレクトリやファイルについて記載する。

表3 TSVツールディレクトリ構成

Gemfile

アプリケーションに必要なgemファイルを定義。

Rakefile

rakeコマンドで実行可能なタスクを定義。

app.rb

アプリケーションのメインファイル。これをロードすることで実行に必要なすべてのファイルをロードする。

config/

アプリケーションの設定ファイルを格納。

config/config.yml

アプリケーションの設定ファイル。

config/config.yml.example

アプリケーションの設定ファイルの基となるファイル。

config.ru

アプリケーションのエントリポイント。

controllers/

ユーザからの入力を受け取りmodelsやviews配下への命令へ変換する処理を担うクラスを格納。

controllers/create.rb

TSV作成機能に関するcontroller。

controllers/root.rb

メインメニューやキャンセル機能に関するcontroller。

controllers/viewer.rb

TSVビューア機能に関するcontroller。

lib/

ライブラリファイルを格納。

lib/helpers/

ヘルパー関連のファイルを格納。

lib/helpers/db_helper.rb

DB(一時データ用)操作に関するヘルパーを定義。

lib/helpers/view_helper.rb

画面やメッセージなど見た目に関するヘルパーを定義。

lib/helpers.rb

上記に該当しない全体的なヘルパーなどを定義。

log/

アプリケーションログの書き込み先。

models/

アプリケーションデータやロジックに関する処理を担うクラスを格納。

models/record.rb

TSVファイルのレコードに関する処理を定義。

models/tsv_file.rb

TSVファイルに関する処理を定義。

public/

公開フォルダ。

public/css/

スタイルシートを格納。

public/js/

javascriptファイルを格納。

spec/

テストコードを格納。

tmp/

一時データを格納。

views/

画面表示に利用されるHTMLのテンプレートを格納。

views/create/

TSV作成機能関連のHTMLテンプレートを格納。

views/viewer/

TSVビューア機能関連のHTMLテンプレートを格納。

3.3.カスタマイズCSSの配置

TSVツールではユーザによるインターフェースデザインを可能とする機能を提供している。
以下のパスにカスタマイズCSSファイルを配置することで、スタイルシートの機能の範囲内で任意のデザイン変更が可能である。
(以下はTSVツールのソースコードを/var/lib以下に配置したという前提のパスである。)

/var/lib/tsv-tool/public/css/customize.css