問題
TSVツール(https://certs.nii.ac.jp/tsv-tool/)を利用してTSVファイルを作成したが、エラーメッセージが表示された。
解決方法
表示されるエラーの一覧を下記に記載いたしました。
作成して頂いたファイル読み込み時に表示されるエラーとTSVファイル作成時(完了ボタン選択時)に表示されるエラーがあります。
エラー発生状況に応じて、当該箇所をご確認ください。
もし、解決することが難しい場合はエラーが表示されるTSVファイル、CSRファイルを添付してお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
ファイル読み込み時のエラー
ファイル選択にて作成したファイルの読み込み時に表示されるエラーです。
エラーメッセージ | エラー原因 |
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選択されたファイルにはデータが存在しません。 | アップロードされたファイルが空 |
選択されたファイルはCSVファイルではありません。 | CSVを期待する箇所でアップロードされたファイルがCSVではない |
選択されたTSVファイルのフォーマットが正しくありません。 | アップロードされたTSVのフォーマットがTSVツールで規定したフォーマットではない |
選択されたファイルにはサポート外の文字コードが使われています。 | アップロードされたファイルの文字コードがShift JISではない |
選択されたファイルの行数が多すぎます。 | アップロードされたCSV/TSVファイルが設定された行数制限を越える場合に表示される。 ファイルを分割する必要がある。 |
コード署名用証明書に関するTSVは発行できません。 | コード署名用証明書に関するTSVがアップロードされた |
TSV作成時のエラー
「完了」ボタンをクリックし、TSVファイル作成時に表示されるエラーです。
エラーメッセージの「... 」は主体者DN, CSR, 利用管理者所属, 利用管理者mail, 利用管理者FQDN, 利用管理者ソフトウェア名・バージョンのいずれかが記載されます。
エラーメッセージ | エラー原因 |
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「... 」は必須項目です。入力してください。 | 入力が必要な項目が空の場合に表示される。...にて表示される当該項目の入力を行う。 |
「... 」には有効な数字を入力してください。 | 対象項目「... 」に半角数字以外が含まれる |
「... 」のドメイン(ご利用ドメイン)の有効性が確認できませんでした。 | 入力されたメールアドレスが無効だった場合(MXレコードが存在しない)に表示される。アドレスが正しいか確認し修正する。 |
「... 」に「〇〇」の文字は使えません。 | 対象項目に使用できない文字「〇〇」が含まれる。対象文字を削除する。 |
「CSR」のフォーマットが不正です。 | CSRとして指定された値がCSRと解釈出来ない(openssl req で読み込むことが出来ない)。ファイル読込を行ったファイルを確認する。 |
「証明書」のフォーマットが不正です。 | 証明書として指定された値が証明書と解釈出来ない(openssl x509 で読み込むことが出来ない)。ファイル読込を行ったファイルを確認する。 |
「利用管理者mail」のフォーマットが不正です。 | メールアドレスを@で分割した時、前半部分(ローカル部)または後半部分(ドメイン)に下記原因がある。 前半部分(ローカル部分) 後半部分(ドメイン) |
「主体者DN」のSTの値が不正です。 | 主体者DNのSTが不正な値。UPKI証明書 主体者DNにおける ST および L の値一覧を参考に正しいSTを入力をする。 |
「主体者DN」のLの値はAcademeを含む指定は不可、Defaultを含む指定は不可、Cityのみの指定は不可です。 | 主体者DNのLが不正な値。UPKI証明書 主体者DNにおける ST および L の値一覧を参考に正しいLを入力をする。 |
「主体者DN」の属性(CN,O,L,ST.C)が空です。 | 入力が必要な項目が空の場合に表示される。表示される属性の入力を行う。 |
「主体者DN」の属性(CN,O,L,ST.C)に「〇〇」の文字は使えません。 | 主体者DNの属性内に使用できない文字「〇〇」が含まれる。対象文字を削除する。 |
「主体者DN」のCNの値は先頭と末尾に「.」と「-」の文字は使えません。 | 主体者DNのCNの先頭、末尾のいずれかが「.」または「-」になっている。対象文字を削除する。 |