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Apache httpd 2.2およびそれ以前からApache httpd 2.4へ移行する場合、設定ファイルの ShibCompatWith24
の行はコメントアウトもしくは削除してください。
2016-12-08 [upki-fed:01115] Re: Proxy配下でのSP構築に関して
また、require valid-user
など、許容される構文もしくはその意味が変わっておりますので、昔の設定を引き継いで使っている方はご注意ください。
⇒ Shibboleth Wiki: Apache Compatibility Changes, Apache, htaccess
2.4に移行するとrequire
の条件を満たさない場合に表示されるエラーページが"403 Forbidden"から"401 Unauthorized"に変更されます。これに伴いshibboleth2.xmlの<Errors>要素に記述されたaccess=属性(エラーページのカスタマイズ)が有効になりません。ApacheのErrorDocument
等で代替してください。
なお、Apache httpd 2.4上でSPを構築した場合、なんらかの条件のもとで、シボレス認証が必要な場面で"401 Unauthorized"というエラーが発生するという情報があります。この場合は以下の方法を試してみてください(CentOS 7での手順です)。/etc/httpd/conf.modules.d/00-shib.conf
のようなファイル名で以下の内容で新規ファイルを作成し、/etc/httpd/conf.d/shib.conf
の該当行を削除してください。終わりましたらhttpdを再起動してください。
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shibbolethリポジトリが冗長化され設定ファイルが変更になっております。古いものをお使いの場合は技術ガイドの手順に従って /etc/yum.repo.d/shibboleth.repo
ファイルを更新してください。これに伴いパッケージの更新が必要になることはありません。