ヒント |
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Shibboleth SPのアップデートに関してはこちらをご覧ください。⇒SPv3アップデートに関する情報 |
注意 |
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Shibboleth IdPバージョン5がすでにリリースされております。V5へのアップデートに関してはこちらをご覧ください。⇒IdPv5アップデートに関する情報 |
ヒント |
V3内のアップデートに関してはこちらをご覧ください。⇒IdPバージョン3アップデートに関する情報 |
目次 |
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※ 4.0.xから4.2.xにアップデートするような場合、途中のバージョンの注意点にも有効なものがありますので確認するようにしてください
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名前空間のフラット化が強制され、プレフィックスありの(v2由来の名前空間を使用した)設定ファイルが使用できなくなります
IdP v3.4ではフラット化していない場合、DEPRECATEDのwarningとしてログに出力されます
- 3.4.0以降も細かい改善が続けられていますので、v3.4系の最新版で確認してください
静的に解析しているものと動的に解析しているものがあり、3.4系の最新版でしばらく動かして一通り認証フローの動作確認を行ってみることが必要です
- フラット化の対応手順はこちら
⇒https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/x/F4Z7AQ
- その他にも、DEPRECATEDのwarningとなる対象が複数あります
- 影響の大きいものとして、<Dependency>要素はDEPRECATEDです
内容によって<InputAttributeDefinition>もしくは<InputDataConnector>で置き換えてください。例えば
コード ブロック language xml <resolver:Dependency ref="myLDAP" />
は(myLDAPがDataConnectorとして定義されていると仮定して)以下で置き換えます。attributeNamesには使用する属性名を(複数ある場合はスペース区切りで)列挙してください:
コード ブロック language xml <InputDataConnector ref="myLDAP" attributeNames="..." />
また、
コード ブロック language xml <resolver:Dependency ref="eduPersonAffiliation" />
は(eduPersonAffiliationがAttributeDefinitionで定義されていると仮定して)以下で置き換えます:
コード ブロック language xml <InputAttributeDefinition ref="eduPersonAffiliation" />
LegacyPrincipalConnector
以下のwarningが出る場合は書式設定済み WARN [DEPRECATED:118] - Spring bean 'c14n/LegacyPrincipalConnector', (c14n/subject-c14n.xml): This will be removed in the next major version of this software; replacement is <remove>
conf/c14n/subject-c14n.xml の以下の部分を削除してください。
コード ブロック language xml <!-- This is installed to support the old mechanism of using PrincipalConnectors in the attribute resolver to map SAML Subjects back into principals. If you don't use those (or this is a new install) you can remove this. --> <ref bean="c14n/LegacyPrincipalConnector" />
フラット化への対応により<PrincipalConnector>は削除されているはずですので、当該部分を削除しても問題ありません。
- 詳細はShibbolethの本家の情報を参照してください。
- 変更のある要素への置き換え方法へのリンクを含めて記載されています
- Shibboleth IdP V4への準備として、V3.4系最新版(3.4.8)にてwarningが出なくなるまで設定ファイルを修正することを推奨します
- 影響の大きいものとして、<Dependency>要素はDEPRECATEDです
- すでにフラット化とDEPRECATED対応済みの学認テンプレートを配布中ですのでこちらも参考にしていただけます。ただし最新版attribute-resolver.xmlテンプレートにはV4向けのAttribute Registry対応も入っておりますので、本ページ(V3からのアップグレード)の文脈では参考にしないでください。具体的に言うと、
<AttributeEncoder>
の行は消さないでください。あくまでフラット化とDEPRECATEDな要素・属性の置き換えの参考として参照してください。 - LDAP周りで、使用するライブラリがJNDIからUnboundIDに変更になることにより以下の通り設定によってはV4への移行後にエラーになる可能性が若干ございます。
- LDAPのURL(ldap.propertiesの
idp.authn.LDAP.ldapURL
)がスラッシュ(/)で終わる場合はうまく動作しませんのでスラッシュを除去してください。 - 検索フィルタ(ldap.propertiesの
idp.attribute.resolver.LDAP.searchFilter
)に空白が含まれるとActive Directory等との連携に問題が発生する場合がございますので、空白を除去してください。 - LDAPConnectorもしくはJAASAuthnConfigurationにてJNDI特有のプロパティを使っている場合問題が発生します。プロパティ名に"jndi"を含むものもしくは下記"binary"にご注意ください。代替のものに置き換えてください。
- 特にバイナリ属性(objectGUID等)については3.4.5よりLDAPConnectorにて
<BinaryAttributes>
要素がサポートされておりますのでこれで代替してください。プロパティ名は"java.naming.ldap.attributes.binary"となっております。 JNDI特有のプロパティとは、例えば、attribute-resolver.xmlの<DataConnector>に以下のような指定がある場合該当します。
コード ブロック language xml <LDAPProperty name="com.sun.jndi.ldap.connect.timeout" value="500"/>
その他、IdPのディレクトリの中やJavaのディレクトリの中に
jndi.properties
というファイルが存在しその中で指定しているという場合があるようですのでご注意ください。
- 特にバイナリ属性(objectGUID等)については3.4.5よりLDAPConnectorにて
- 上記問題の対象の場合は、V3.4系最新版で以下に記載されている手順でUnboundIDを使うようにして動作確認することを推奨します
V3.4.4以降で以下の行をldap.propertiesに追加すればJNDIでなくUnboundIDを使うようになります。
コード ブロック idp.ldaptive.provider=org.ldaptive.provider.unboundid.UnboundIDProvider
V3系でUnboundIDが使われていることの確認は、idp.propertiesに
コード ブロック idp.loglevel.ldap=INFO
を追加してログレベルを変更の上再起動し、下記のように"Setting ldap provider to"が UnboundIDProvider になっていることを確認してください。
コード ブロック 2020-03-02 09:46:50,446 - - INFO [org.ldaptive.DefaultConnectionFactory:192] - Setting ldap provider to org.ldaptive.provider.unboundid.UnboundIDProvider 2020-03-02 09:46:50,453 - - INFO [org.ldaptive.DefaultConnectionFactory:192] - Setting ldap provider to org.ldaptive.provider.unboundid.UnboundIDProvider 2020-03-02 09:46:50,453 - - INFO [org.ldaptive.DefaultConnectionFactory:192] - Setting ldap provider to org.ldaptive.provider.unboundid.UnboundIDProvider
確認後、idp.propertiesに追加した行を削除してログレベルを元に戻してください。
- 詳細はこちら: LDAPonJava (v4) および LDAPonJava>8 (v3)
- LDAPのURL(ldap.propertiesの
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