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2-2. 前提条件(タイムスタンプ)
タイムスタンプとは電子署名を補完するものです。
電子署名を付与することで、作成者や作成物を証明することが可能になりますが、署名した本人が改ざんする可能性があります。電子署名を付与することで、作成者や作成物を証明することが可能になります。しかし、作成者は好きなタイミングで作成物に変更を加え、再度電子署名を行うことができます。そのため、作成物に変更が加えられていないという保証がありませんでした。
タイムスタンプではタイムスタンプが付与されて以降、改ざんされていないことを証明することができます。タイムスタンプではタイムスタンプが付与された時間以降、改ざんされていないことを証明することができます。
- メニューバーより[編集]→[環境設定(N)]をクリックして環境設定画面を表示します。
- [分類(G)]より[署名]を選択し、[文書のタイムスタンプ]の[詳細]をクリックします。
- タイムスタンプサーバーを追加するために[新規]をクリックします。
- 新たなタイムスタンプサーバーの[名前(N)]と[サーバーのURL(S)]を入力します。
[名前(N)]はサーバを表す適当な文字列を入力してください。
[サーバーのURL(S)]はは登録担当者(各利用機関において、証明書発行のための審査と電子証明書自動発行支援システムの操作をする方)にお問い合わせください。 - 入力完了後、青枠内に入力したタイムスタンプサーバーが追加されます。
追加されているのを確認し、[デフォルトに設定]をクリックします。 - デフォルトのサーバーにするか確認する通知が表示されるため、[OK]をクリックします。
- タイムスタンプサーバーの左に星マークが追加されていればタイムスタンプサーバー設定の完了です。
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- 電子署名を行うことで表示される[署名パネル]をクリックします。
- 画面左側に署名パネルが表示されるため、青枠をクリックします
- 表示された内容から電子署名の確認ができます。
タイムスタンプは[署名の詳細]の隣にある青枠をクリックします。 - 表示された[証明書の詳細]をクリックします。
- 表示された証明書ビューアからタイムスタンプの確認ができます。
電子署名、タイムスタンプの検証はこちらを参照