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  • Adobe Acrobat Reader DCでPDFに電子証明書を用いて電子署名・タイムスタンプを付与する手順

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電子署名とは紙文書でおけるサインや印鑑の役割があります。
電子署名がない電子文書は送信相手から申請書の承認を得られても、本当に相手からの承認を得ているかわからない点があります。
クライアント証明書を用いて電子署名を行うことで、本人が署名したことを確認できるため、該当の電子文書を信頼できます。
しかし、電子署名だけでは署名した本人の改ざん余地があるためタイムスタンプが必要です。
しかし、電子署名には1~3年程度の有効期限があり、有効期限を経過すると本人が署名したことを証明できなくなります。
また、電子署名だけでは「いつ」署名を行ったのか証明することができないため、電子署名を行った以降に改ざんされていないか証明することができません。また、電子署名だけでは「いつ」署名を行ったのか証明することができないため、信頼性が低くなってしまいます。

1-2-2. タイムスタンプ

タイムスタンプでは電子文書の作成時期や変更を加えた日時を確認することができます。
タイムスタンプを確認することでその日時以降に改ざんがされていないことを証明できます。
さらに、電子署名の有効期限を最長10年延長することができます。これは電子署名の有効期限が切れても、タイムスタンプの有効期限内ならば内容の証明ができます。
子署名とタイムスタンプの2つを利用することで電子文書のなりすまし、改ざんを防ぎます。
電子署名のみでは「だれ」が署名を行ったのか、「なに」に署名をしたかは記録されますが、「いつ」署名を行ったか証明できないため、タイムスタンプを付与することでより信頼性を高めることができます。「だれ」が署名を行ったのか、「なに」に署名をしたかは記録されますが、「いつ」署名を行ったか証明できないため、タイムスタンプを付与することで「いつ」も明確になり、より信頼性を高めることができます。

2. 電子署名・タイムスタンプ付与手順

2-1. 前提条件(電子署名)
アンカー
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