shibboleth2.xml ファイル(★)
1.entityIDを設定します。(★)
/etc/shibboleth/shibboleth2.xml ファイルを以下のように編集してください。
実習セミナー
ホスト名には、各自が割り振られたホスト名を設定します。
例)1番を割り振られた場合のホスト名
ex-sp-test01.ecloud.nii.ac.jp
2.DSサーバの参照設定を行います。(★)
/etc/shibboleth/shibboleth2.xml ファイルを以下のように編集してください。
※DSのURLはフェデレーション毎に異なります。
運用フェデレーション: https://ds.gakunin.nii.ac.jp/WAYF
テストフェデレーション: https://test-ds.gakunin.nii.ac.jp/WAYF
実習セミナー
DSサーバの参照先アドレスは、以下を設定してください。
https://ex-ds.ecloud.nii.ac.jp/WAYF
3.メタデータの自動更新設定を行います。(★)
・証明書を格納するディレクトリを作成します。(★)
# mkdir /etc/shibboleth/cert
・検証に用いる検証用証明書(gakunin-signer-2010.cer)をダウンロードして、 /etc/shibboleth/cert/に置きます。
(上記は運用フェデレーションの場合の証明書で、テストフェデレーションの場合はgakunin-test-signer-2011.cerをダウンロードして使用してください。)
実習セミナー
証明書は、初期設定で「/root/GETFILE」に取得したex-fed.crtを使用します。
「/etc/shibboleth/cert」配下にコピーしてください。
# cp /root/GETFILE/ex-fed.crt /etc/shibboleth/cert/
・メタデータを自動的にダウンロードする設定を行います。(★)
/etc/shibboleth/shibboleth2.xml ファイルを以下のように編集してください。
実習セミナー
・実習セミナー内のDSサーバよりメタデータを自動ダウンロードします。
参照先のuriは、以下を設定してください。(実習セミナー内の公開メタデータ)
https://ex-ds.ecloud.nii.ac.jp/fed/ex-fed-metadata.xml
・自動ダウンロードするメタデータの署名検証用の証明書を設定します。
先ほどコピーした、実習セミナー用の証明書「ex-fed.crt」を参照するように設定します。
/etc/shibboleth/cert/ex-fed.crt
<!-- Example of remotely supplied batch of signed metadata. --> <!-- --> ←コメントアウト解除 <MetadataProvider type="XML" uri="https://metadata.gakunin.nii.ac.jp/gakunin-metadata.xml" ↑参照先のuriを設定 backingFilePath="federation-metadata.xml" reloadInterval="7200"> <MetadataFilter type="RequireValidUntil" maxValidityInterval="1296000"/> ↑validUntilの検証設定 <MetadataFilter type="Signature" certificate="/etc/shibboleth/cert/gakunin-signer-2010.cer"/> ↑自動更新メタデータの検証用証明書設定 </MetadataProvider> <!-- --> ←コメントアウト解除
※端末のサイズによっては表記がずれる可能性がございます。画面を広くしてご覧ください。
(上記は運用フェデレーションでの設定で、テストフェデレーションの場合はメタデータダウンロードURLも異なります。詳しくはテストフェデレーションルールをご参照ください。
⇒テストフェデレーションルール)
(maxValidityIntervalおよびメタデータのvalidUntilについては以下をご参照ください。
⇒メタデータのvalidUntilを検証する設定方法)
※ 上記設定によってダウンロードされたメタデータは /var/cache/shibboleth/federation-metadata.xml に配置されます。
参考資料
- Shibboleth SP 2.xの設定ドキュメント
https://wiki.shibboleth.net/confluence/display/SHIB2/NativeSPReloadableXMLFile
https://wiki.shibboleth.net/confluence/display/SHIB2/NativeSPMetadataProvider