実証実験は平成20年度で終了しました。最新の情報は トップページ(技術ガイド) から参照ください。

大学における認証基盤の構築は,大学に正式な所属を持つ人員を把握し,権限を持つ人員に対して適切なサービスを提供する上で重要な基盤となる.Shibboleth を IdP として Federation を構築した場合,SAML2.0 の仕様に基づき,必要な属性情報のみをサービス提供者側 (SP) に受渡しできるため,個人情報の保護を考慮した上で厳密なアクセス制御を実現することができる.

一方,大学においては教育,研究活動の中で,アンケートや授業課題など,確実に本人認証を実施した上で情報収集を行うアプリケーションを構築したいケースがある.このような場合,アプリケーションは簡易な仕組みで実装されることが多く,近年普及しつつある Web アプリケーションフレームワークを用いて実装されるケースも多い.

そこで,特に教育・研究用途の軽量アプリケーションにおける Shibboleth Federation の利用方法について検討し,プロトタイプ的な利用方法の確立を目指す.

2008年度実施項目

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