主な機能追加
主な機能変更
主な機能修正
最新の課題リスト:
JAIRO Cloud(WEKO3)におけるJPCOARスキーマVersion2.0対応について
制限事項
本アップデート後に発生する制限事項及び利用を控えていただきたい機能について案内します。
これらの制限事項は次回アップデートでの解消を予定しています。
1)JPCOARスキーマVersion2.0対応の制限
JAIRO CloudのJPCOARスキーマ2.0対応が完了していないことにより、一部機能に制限が発生する
1-1)OAI-PMH
metadataPrefix=jpcoar_2.0を指定した際、適切なOAI-PMHが出力されない
OAI-PMH機能をご利用の際にmetadataPrefix=jpcoar_2.0の指定はお控えください。
- 影響を受ける機能
- アイテム詳細画面 > エクスポート > OAI-PMH > JPCOAR 2.0
- Administration > OAI-PMH > ハーベスト
- 他、OAI-PMHでのメタデータ出力
- 備考:IRDBは引き続きmetadataPrefix=jpcoar_1.0でハーベストします
1-2)スキーマ「jpcoar_v2_mapping」のマッピング
スキーマ「jpcoar_v2_mapping」のマッピングの対応が未完了
アイテムタイプについて、スキーマ「jpcoar_v2_mapping」を選択してのマッピング全般の編集、削除、新規追加等はお控えください。
※制限事項「3)JaLC DOI を付与したアイテムの登録」の対応を行う場合は、マッピングの編集を実施いただいて構いません。
- 影響を受ける機能
- Administration > アイテムタイプ管理 > マッピング
- 関連:JPCOARスキーマガイドライン > JPCOARスキーマ項目の説明 > カタログ
https://schema.irdb.nii.ac.jp/ja/schema/2.0/44
1-3)JPCOAR2.0対応で追加された要素「カタログ (jpcoar:catalog)」
追加された要素「カタログ (jpcoar:catalog)」のメタデータを入力したアイテムを登録できない
「カタログ (jpcoar:catalog)」のプロパティがJPCOARスキーマ通りの項目名になっていない
アイテムタイプの作成・編集、及び、アイテム登録時にメタデータ属性「カタログ (jpcoar:catalog)」の使用はお控えください。
※「デフォルトアイテムタイプ(フル)」はアップデートによって自動的に「カタログ (jpcoar:catalog)」プロパティが追加されます。
- 影響を受ける機能
- Administration > アイテムタイプ管理 > メタデータ
- Administration > アイテム管理 > インポート
- ワークフロー(アイテム個別登録での新規アイテム登録)
- アイテム詳細画面 > 編集(アイテム個別登録でのアイテム編集)
- 関連:JPCOARスキーマガイドライン > JPCOARスキーマ項目の説明 > カタログ
https://schema.irdb.nii.ac.jp/ja/schema/2.0/44
1-4)JPCOAR2.0対応で変更・削除される資源タイプ
アイテム編集を行うと、資源タイプを変更する操作をしなくても以下の資源タイプ(JPCOAR2.0対応で修正・削除される資源タイプ)について、JPCOAR2.0での修正後の資源タイプ、もしくは代替語彙に変化する
- 修正される資源タイプ
- conference object→conference output
- 削除される資源タイプ
- periodical(→代替語彙:journal)
- interview(→代替語彙:other)
- internal report(→代替語彙:other)
- report part(→代替語彙:other)
- 影響を受ける機能
- アイテム詳細画面 > 編集
JPCOAR2.0対応で修正・削除される資源タイプはJPCOAR2.0対応後使用不可になります。
※エクスポートしたメタデータの資源タイプは変わらないが、編集せずインポートするとエラーが発生する(JPCOAR2.0対応後使用不可のため)
2)BIBTEXでのメタデータ出力
アイテム詳細画面 > エクスポート > Other Formatsの「BIBTEX」ボタンをクリックしてもメタデータが出力されない
- 影響を受ける機能
- アイテム詳細画面 > エクスポート > Other Formats > BIBTEX
- 備考:アイテム詳細画面 > エクスポート > Other Formats > JSONの出力は可能
3)JaLC DOI を付与したアイテムの登録 ※他のマッピングでも条件によって同様の問題が起きることを確認、修正予定
アイテムタイプに jpcoar:pageStart を複数マッピングしている場合、当該アイテムタイプを使用して JaLC DOI を付与したアイテムを登録しようとするとメタデータを正常に入力していてもエラーが発生する
- エラーの例
- Administration > アイテム管理 > インポートのエラー「PID付与の条件を満たしていません。」
- アイテム個別登録のエラー「エラー: ['jpcoar:pageStart']のいずれかを設定してください」
- Administration > アイテム管理 > インポートのエラー「PID付与の条件を満たしていません。」
- 影響を受ける機能
- Administration > アイテム管理 > インポート
- ワークフロー(アイテム個別登録での新規アイテム登録)
- アイテム詳細画面 > 編集(アイテム個別登録でのアイテム編集)
エラーが発生した場合、Administration > アイテムタイプ管理 > マッピングでスキーマ「jpcoar_v1_mapping」及び「jpcoar_v2_mapping」を選択し、使用しているアイテムタイプに jpcoar:pageStart が複数マッピングされていないか確認してください。複数マッピングされている場合は、jpcoar:pageStart のマッピングが1つになるよう不要な jpcoar:pageStart のマッピングを外してください。
4)インポート中の制限
インポート機能利用後適切に制限解除が行われないことにより、アイテムタイプやインデックスの設定を保存する際、インポート機能を利用中でなくても以下のエラーが発生し保存を実行できない場合がある
- Administration > アイテムタイプ管理 > メタデータのエラー「Error: Item type cannot be updated becase import is in progress.」
- Administration > インデックスツリー管理 > ツリー編集のエラー「The index cannot be updated becase import is in progress.」
Administration > アイテム管理 > インポートを開くと制限が解除され、アイテムタイプやインデックスの設定を保存できるようになります。
- 影響を受ける機能
- Administration > アイテムタイプ管理 > メタデータ
- Administration > インデックスツリー管理 > ツリー編集
5)マッピング画面の表示 ※RCOS確認中の案件あり
Administration > アイテムタイプ管理 > マッピング の「アイテムタイプ(親)」下に表示される文言が、Administration > アイテムタイプ管理 > メタデータの「属性」になる(アップデート前はAdministration > アイテムタイプ管理 > メタデータの「アイテム名」が表示されていた)
アイテムタイプを保存(空更新)することで、Administration > アイテムタイプ管理 > メタデータの「アイテム名」に戻すことができます。
- 影響を受ける機能
- Administration > アイテムタイプ管理 > マッピング
6)static value ※課題リストの番号が確定したら「課題リスト#XXX」を更新
課題リスト#XXXが発生し、かつ、[static value]が設定されている場合、課題リスト#XXXの解消のためアイテムタイプがプロパティの初期情報で上書きされることに伴い[static value]の値が未設定になる
- 影響を受ける機能
- Administration > アイテムタイプ管理 > マッピング
- 対応:x/x時点で設定されている[static value]の値を、アップデート後対象機関にお知らせします
static valueとは?
...特定のアイテムタイプのメタデータ項目に固定値を設定する機能(例:項目「出版者」に「○○大学出版会」と設定する)
...「+Add static value」ボタンで入力欄を追加し固定値を設定する
※「課題リスト#XXX」...以下でリリースノート掲載待ち
WEKO3_OPE-2520 8/1 政策研究大学院大学 メタデータ アイテムタイプ(学術雑誌論文/Journal Article(1))選択時の不遷移について
7)著者統合
著者統合が正常に完了していない場合も、画面上は正常に完了したように動作してしまう
著者統合をお控えください。
- 影響を受ける機能
- Administration > 著者DB管理 > 編集
- Administration > 著者DB管理 > 編集
8)定型レポート、カスタムレポートでの統計データ出力
以下の定型レポートまたはCustom Reportで統計データが出力できない
- 定型レポート
- ファイル名:logReport_DetailView_YYYY-MM.tsv
- ファイル名:logReport_SearchCount_YYYY-MM.tsv
- Custom Report
- Target Report:Item registration report
- Target Report:Contents download report
- Target Report:Item registration report
- 影響を受ける機能
- Administration > 統計 > 運用レポート > 定型レポート
- Administration > 統計 > 運用レポート > Custom Report
問題解消後に期間を遡って統計を取得することは可能です。
9)インデックスの削除
インデックスの削除が実施できなくなる
- 影響を受ける機能
- Administration > インデックスツリー管理 > ツリー編集
- Administration > アイテム編集 > 一括削除(Administrationメニューから非表示になる)
- 備考:インデックスの登録・更新・移動は引き続き利用可能
インデックスを未ログイン状態で閲覧不可としたい場合は、削除ではなく非公開に設定ください。