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  • attribute-resolver.xml/attribute-filter.xmlの名前空間フラット化への対応手順

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以下の手順は学認が提供している各テンプレートをカスタマイズして使っていることを前提としています。

なおattribute-resolver.xml/attribute-filter.xmlいずれの場合も、uApproveJPが提供している機能を利用するときの uajpmf: など、Shibboleth IdPパッケージに同梱されていないサードパーティのプラグイン関連のものはフラット化の対象外で、削除することができません。

attribute-resolver.xml

attribute-resolver.xmlについては、以下の手順でお手持ちのattribute-resolver.xmlをフラット化することができます。手順が複雑になっておりますのでご注意ください。

  1. xsi:type="ad:Script" および xsi:type="dc:Script" が同名になるのを避けるため、それぞれ xsi:type="ScriptedAttribute" および xsi:type="ScriptedDataConnector" に書き換えてください。
  2. 名前空間 resolver: ad: dc: enc: を削除してください。(sec: および pc: を機械的に削除してはいけません。以降の手順で結果的になくなるはずです。また、xsi: は残してください。)
  3. <PrincipalConnector>要素は、要素自体を削除してください。
    • xsi:type="Transient"のものは他にやるべきことはありませんが、他のタイプの<PrincipalConnector>要素については代替手段を検討してください。
  4. <StartTLSTrustCredential>要素は trustFile="..." で置き換えてください。
  5. まだ sec: もしくは pc: が残っている場合は代替手段を検討してください。
  6. ファイル先頭以外で xmlns="..." が現れる場合はそれも削除してください。また、全ての xmlns:resolver="...", xmlns:ad="...", xmlns:dc="...", xmlns:enc="...", xmlns:sec="...", xmlns:pc="..." を削除してください。

attribute-filter.xml

attribute-filter.xmlについては、以下の手順でお手持ちのattribute-filter.xmlをフラット化することができます。

  1. 以下のページにある表に従って xsi:type="..." の...の部分に現れるタイプ名を置換してください。
    https://wiki.shibboleth.net/confluence/display/IDP30/AttributeFilterLegacyNameSpaceMapping
  2. 名前空間 afp: が使われているところがあれば、単に削除してください。
  3. 名前空間 afp: basic: saml: が削除されたことを確認してください。xsi: は残してください。サードパーティのプラグインを使用している場合は他の名前空間が使われているかもしれませんが、それも残してください。
  4. ファイル先頭以外で xmlns="..." が現れる場合はそれも削除してください。また、全ての xmlns:afp="...", xmlns:basic="...", xmlns:saml="..." を削除してください。
  5. 蛇足ながら、<PermitValueRule xsi:type="ANY" /> 要素を permitAny="true" 属性で置き換え可能ですが、やってもやらなくてもいいです。


関連:
https://wiki.shibboleth.net/confluence/display/IDP30/DeprecatedIdPV4

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