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システムの用語

用語

意味

DDI

DDI(Data Documentation Initiative)は、データアーカイブの国際化や、共同利用・共同研究拠点といった事業の一環で利用する、社会調査メタデータの国際規格のメタデータスキーマです(https://ddialliance.org/)。

WEKO3モジュールでは、OAI-PMHのメタデータスキーマとしてDDIを使用できます。

DublinCore

国際標準(ISO 15836)のメタデータスキーマです(http://dublincore.org/)。WEKO3モジュールでは、OAI-PMHのメタデータスキーマとしてDublinCoreを使用できます。

JPCOAR

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR : Japan Consortium for Open Access Repositories)が策定したメタデータスキーマです(https://schema.irdb.nii.ac.jp/ja)。

WEKO3モジュールでは、OAI-PMHのメタデータスキーマとしてJPCOARを使用できます。

junii2

国立情報学研究所(NII)が公開したメタデータスキーマです(http://www.nii.ac.jp/irp/archive/system/junii2.html)。

WEKO3モジュールでは、OAI-PMHのメタデータスキーマとしてjunii2を使用できます。

OAI-PMH

OAI-PMH(The Open Archives Initiative Protocol for Metadata Harvesting)は、リポジトリ間でメタデータを交換する目的でOpen Archives Initiativeによって開発されたプロトコルです(http://www.openarchives.org/OAI/openarchivesprotocol.html)。リポジトリを含む外部システムは、WEKO3モジュールに登録されたアイテムのメタデータをOAI-PMHを利用して収集できます。

UI

User Interfaceの略語です。システムとユーザーの間で情報をやりとりするためのインターフェイスです。

WEKO3リポジトリ

WEKO3モジュールおよび関連ソフトを用いて構築したリポジトリです。

アイテム

リポジトリに保管する情報の1単位です。アイテムを構成するデータは、コンテンツファイルおよびメタデータです。メタデータには、メタデータスキーマに規定されている記述項目や記述形式に準拠した情報が記載されています。

各アイテムにはWEKO3リポジトリ内で一意となるアイテムIDが割り当てられます。アイテムは1つのアイテムタイプに紐付いており、複数のアイテムタイプと紐付けることはできません。

異なるメタデータで構成させるアイテムを登録したい場合、新たなアイテムタイプを作成することで対応できます。

アイテムタイプ

アイテムに登録するメタデータのデータ型を定義します。アイテムタイプは、JPCOARなどのメタデータスキーマで規定される要素から構成されます。

リポジトリ管理者はアイテムに必要なメタデータを検討し、アイテムタイプを独自に作成します。

例)

紀要論文と研究データをリポジトリに保管する場合、紀要論文のメタデータ項目と研究データのメタデータ項目は異なります。このような場合に、紀要論文向けのアイテムタイプと、研究データ向けのアイテムタイプをそれぞれ作成できます。

インデックス

WEKO3リポジトリに登録したアイテムをまとめる単位(カテゴリ)です。WEKO3リポジトリに登録したアイテムは必ず1つ以上のインデックスに所属します。インデックスは複数の子インデックスとアイテムを持つことができます。

インデックスツリー

入れ子的に作成されたインデックスのツリー構造です。1つのWEKO3リポジトリは1つのリポジトリツリーを持ちます。

コミュニティ

リポジトリにアクセスできるユーザーのグループです。コミュニティのユーザーに限定したアイテムの公開などができます。

コミュニティ管理者

コミュニティを管理するロールを持つユーザーです。

コンテンツ

リポジトリに登録している研究論文や資料などの研究データです。

コンテンツファイル

アイテムを構成する論文などのファイルを指します。

システム

WKO3システムです。

システム管理者

システムを管理するロールを持つユーザーです。

スキーマ

リポジトリのデータベースの構造の定義です。データベースを構成するテーブルやリストといったオブジェクトの関係を定義しています。

ダイアログ

主にメッセージおよび注意喚起の表示に使用するUIです。表示中も画面に表示したUIの操作を受け付けます。

登録ユーザー

保存されている学術成果を参照したり、学術の成果のデータをリポジトリに登録したりすることができるユーザーです。

ハーベスティング

外部システムがリポジトリのデータを定期的に収集することです。専用のプロトコルを使用します。メタデータをプロトコルにマッピングする必要があります。

フロー

アイテムをシステムに保存するまでの一連の作業をグループ化したものです。リポジトリへのデータの追加、メタデータの入力、査読・承認といった作業を定義します。

メタデータ

コンテンツファイルに関連した情報です。例えば、タイトル、著者、ファイルサイズなどの情報が該当します。メタデータは、内容メタデータ、管理メタデータから構成されます。内容メタデータは、コンテンツファイルを要約した内容です。管理メタデータは、内容メタデータの作成者や、アイテムのアクセス数などの情報です。

リポジトリ

大学とその構成員が創造したデジタル資料の管理や発信を行うために、大学がそのコミュニティの構成員に提供する一連のサービスです。原則として大学や学術団体(1機関)が1つのリポジトリを運用することができます。

このマニュアルでは、研究データ(コンテンツ)とそのメタデータを保管する領域の意味で使用しています。

リポジトリ管理者

リポジトリを管理するロールを持つユーザーです。WEKO3モジュールの設定、インデックスツリー設定、アイテムタイプ設定ができます。

ログイン

コンピュータやインターネット上の様々なサービスを利用する際に、予め登録しておいたアカウント情報を用いて個々人のデータにアクセスする認証行為を指します。

ログアウト

ログインによって認証された個々人のデータにアクセスするための権限を失効することです。

ロール

システムやリポジトリなどを操作するための権限です。追加・変更・削除が可能です。

ワークフロー

業務の一連の処理手続きを定義すること、またその業務の一連の流れを指します。WEKO3リポジトリでは、

リポジトリへのデータの追加、メタデータの入力、査読・承認といった作業(アイテムの登録から公開まで)の処理の流れを指します。

異体字

旧字などで、読み方と意味が同じで表記の異なる字体、文字のことです。

例)

「会」と「會」、「一」と「壱」など。

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