実習セミナー内に準備されたLinuxサーバに、Shibbolethをインストールする手順となっています。
以下は本技術ガイドで構築する前提となる環境です。
また、実習環境ではSELinuxは無効化されているものとして手順を記載しています。下記コマンドでSELinux設定が確認できます。
$ /usr/sbin/getenforce |
Shibboleth用のrepositoryファイルをダウンロードします。
# wget http://download.opensuse.org/repositories/security:/shibboleth/CentOS_7/security:shibboleth.repo |
yumにrepositoryファイルを追加します。
# cp security\:shibboleth.repo /etc/yum.repos.d/shibboleth.repo |
yum コマンドの実行前に、まず※PGP鍵のインポートを参照してください。
yumコマンドを使用する為、依存性のあるunixODBCなども同時にインストールされます。
# yum install shibboleth |
ここで設定するホスト名は、各自SPサーバのホスト名を設定してください。 |
/etc/httpd/conf.d/ssl.confにて、ServerNameを設定します。
ServerName example-sp.nii.ac.jp:443 ← ホスト名を設定 |
加えて、SSL 3.0プロトコルに対する攻撃が発見されておりますので、当該プロトコルを無効化することをお勧めします。⇒SSLバージョン3の脆弱性について (CVE-2014-3566)
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以下のコマンドでshibdを起動します。
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# systemctl start httpd |
# systemctl start shibd |
# systemctl stop httpd |
# systemctl stop shibd |
# systemctl restart httpd |
# systemctl restart shibd |
※shibdと同様、httpdもSPの設定ファイル(shibboleth2.xml等)を読み込みますので、設定ファイルを変更した際はhttpdの再起動もしくは再読み込み(reload)もあわせて行うようにしてください。httpdに含まれるShibbolethモジュール(mod_shib)が当該ファイルを読み込みます。
インストールが完了したら,サイト情報等の設定を行って下さい.