問題
サーバにアクセスすると「証明書は失効しています」と表示されるようになった。
解決方法
サーバにインストールされているサーバ証明書が何らかの理由により失効されていることが原因です。
その場合,下記のブラウザでは場合によってエラーメッセージが表示されることがあります(*1)。
Safariを除いてこの画面から続行することはできず,文面にもある通り偽装・なりすましのおそれがありますので,そのサーバの管理者にお問い合わせください。
このようなメッセージが表示された場合は、サーバ管理者の方はすみやかに新しいサーバ証明書をインストールしてください。
エラー詳細: Windows Vista / Windows 7 上の Internet Explorerの場合: このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります。 この組織の証明書は失効しています。 セキュリティ証明書の問題によって、詐欺や、お使いのコンピュータからサーバーに送信される情報を盗み取る意図が示唆されている場合があります。
Windows Vista / Windows 7 上の Google Chromeの場合: このサーバーのセキュリティ証明書は取り消されています ~ にアクセスしようとしましたが、サーバーにより提示された証明書は発行元により取り消されています。これは、サーバーにより提示されたセキュリティ認証が信頼できないことを示しており、悪意のあるユーザーと通信を行っている可能性があります。処理を続行しないでください。
Windows 上の Safariの場合: SafariはWebサイト ~ の識別情報を検証できません。 このWebサイトの証明書は無効です。~ に偽装したWebサイトに接続している可能性があり、機密情報が漏えいするおそれがあります。
Operaの場合: セキュア処理を完了することができません アクセス先のアドレス ~ は現在使用できません。 保護された接続: 致命的なエラー(44) 証明書が発行人により無効にされています
Windows XP 上の Internet Explorerの場合: このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります。 この組織の証明書は失効しています。 セキュリティ証明書の問題によって、詐欺や、お使いのコンピュータからサーバーに送信される情報を盗み取る意図が示唆されている場合があります。
Firefoxの場合: 安全な接続ができませんでした ~ への接続中にエラーが発生しました。 Peer's Certificate has been revoked. (エラーコード: sec_error_revoked_certificate)
Mac OS X 上の Safariの場合: SafariはWebサイト ~ の識別情報を検証できません。 このWebサイトの証明書は無効です。~ に偽装したWebサイトに接続している可能性があり、機密情報が漏えいするおそれがあります。
Windows XP 上の Google Chromeの場合: このサーバーのセキュリティ証明書は取り消されています。 ~ にアクセスしようとしましたが,サーバーにより提示された証明書は発行元により取り消されています。これは,サーバーにより提示されたセキュリティ認証が信頼できないことを示しており,悪意のあるユーザーと通信を行っている可能性があります。処理を続行しないでください。 |
(*1) - 各ブラウザがデフォルト設定のままであればエラーメッセージは表示されません(*2)。
エラーメッセージが表示されるのは下記設定が変更されている場合に限られます。
- Windows XPおよびそれ以前の上のInternet Explorerの場合(同OS上のGoogle Chromeも同じ設定を参照)
[ツール]→[インターネットオプション]→[詳細設定]→「サーバ証明書の取り消しを確認する」 - Firefoxの場合
[ツール]→[オプション]→[詳細]→[暗号化]→[失効リスト]
ここで表示されているCRLのみ失効確認されます。 - Mac OS X上のSafariの場合
"アプリケーション / ユーティリティ / キーチェーンアクセス"を起動
[キーチェーンアクセス]→[環境設定]→[証明書]→「証明書失効リスト(CRL)」
(*2) - 2009年11月の調査に基づくものです。
ここではCRL(Certificate Revocation List, 証明書失効リスト)を用いた失効確認のみを対象として調査しております。
本プロジェクトで発行された証明書はOCSPによる失効確認をサポートしておりませんのでOCSPは調査対象外です。
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