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目次

1.アイテムについて

JAIRO Cloudに保管する情報の1単位です。アイテムを構成するデータは、コンテンツファイルおよびメタデータです。メタデータには、メタデータスキーマに規定されている記述項目や記述形式に準拠した情報が記載されています。

...

異なるメタデータで構成させるアイテムを登録したい場合、新たなアイテムタイプを作成することで対応できます。

2.個別登録事前準備(インデックス、アイテムタイプ、ワークフロー)

アイテム登録の前にインデックス、アイテムタイプ、ワークフローの作成が必要です。

詳細は下記を参照してください。

インデックス管理(旧)インデックス管理

アイテムタイプ管理(旧)アイテムタイプ管理

ワークフロー管理(旧)ワークフロー管理

3.アイテムの登録

3.1.アクティビティ

JAIRO Cloudにアイテムを登録する場合、ワークフローのアクティビティを登録する必要があります。

...

項番

項目

説明

1

ワークフロー

アイテムタイプとフローを組み合わせたデータ登録の一連の処理です。「図書館員」の権限を持ったユーザーが作成します。

2

アイテムタイプ

アイテムに登録するメタデータのデータ型です。

3

フロー

データを登録する際に実行する処理(アクション)の組み合わせです。アクションについては下記「[ステップ]画面のアクション名と説明(旧)アイテム個別登録」を参照してください。

4

[+新規]ボタン

クリックするとアクティビティを作成し、[アクション]画面に遷移します。

5

[戻る]ボタン

クリックすると、[アクティビティ一覧]画面に遷移します。

...

(4) 表示されたフローの[ステップ]画面に対応するアクションを実施します。

詳細については、「3.2.メタデータ入力(旧)アイテム個別登録」以降を参照してください。

3.2.メタデータ入力

(1) アイテムのサムネイルを登録します。

① 表示された[Item Registration]画面で、[Drop files or folders here]に登録するファイルをドラッグ&ドロップするか、[ファイル選択]ボタンをクリックします。

...

メタデータ自動入力機能を利用するにはメタデータのJPCOARスキーマのマッピング設定がされている必要があります。マッピングの設定についてはアイテムタイプ管理 6.4.アイテムタイプをマッピングするをご覧ください。


(3) 代理投稿者を設定します。

JAIRO Cloud上のユーザーアカウントを、編集中のアイテムの登録者として指定することができます。 「Username」、「Email」からユーザーを特定します。

...

項番

項目

説明

1

[ファイル名]

アップロードしたファイル名が表示されます。また、ファイルをアップロードせず手入力することも可能です。

2

[本文URL]

アップロードしたファイルのURLが表示されます。

[ファイル名]をJAIRO Cloudへアップロードしたファイルとした場合、そのファイルのURLが自動で設定され、変更不可となります。

[ファイル名]を手入力した場合はURLも手入力してください。

3

[ラベル]

アイテム詳細画面に表示するファイルのリンク名を入力します。入力しない場合はファイル名が表示されます。

リンク名の表示については、手順②を参照してください。

4

[オブジェクトタイプ]

ファイルのオブジェクトタイプを指定します。選択肢は、下記「[オブジェクトタイプ]プルダウンリスト」を参照してください。

5

[フォーマット]

ファイルのフォーマットを入力します。

[ファイル名]をJAIRO Cloudへアップロードしたファイルとした場合、そのファイルのフォーマットが自動で設定されます(変更可能)

[ファイル名]を手入力した場合は自動で設定されません。

6

[サイズ]

ファイルのサイズを入力します。

[ファイル名]にJAIRO Cloudへアップロードしたファイルを選択した場合、そのファイルのサイズが自動で設定されます。(変更可能)

[ファイル名]を手入力した場合は自動で設定されません。

サイズは複数指定できます。

7

[日付]の[日付タイプ]

日付タイプを選択します。

選択肢は、下記「[日付タイプ]プルダウンリスト」を参照してください。

8

[日付]の[日付]

日付をリストから選択または直接入力します。日付の入力フォーマットは、[yyyy-mm-dd、yyyy-mm、yyyy]のISO-8601形式で指定します。

9

[バージョン情報]

ファイルのバージョン情報を入力します。

10

[表示形式]

ファイルの表示形式を指定します。

手順①を参照してください。

11

[ライセンス]

ファイルのライセンスを指定します。

詳細については、手順③を参照してください。

12

[アクセス]

ファイルの公開方法を設定します。

詳細については、手順④を参照してください。

[オブジェクトタイプ]プルダウンリスト

...

項番

項目

説明

1

[公開日]プルダウンリスト

公開日をプルダウンリストから選択または直接入力します。日付の入力フォーマットは、[yyyy-mm-dd]の形式で指定します。プルダウンリストから選択する場合は、下記「[公開日]プルダウンリスト」を参照してください。

2

「タイトル」の[Title]テキストボックス

タイトルを入力します。

3

「タイトル」の[Language]プルダウンリスト

対象をプルダウンリストから選択します。下記「[Language]プルダウンリスト」を参照してください。

4

「言語」の[Language]プルダウンリスト

対象をプルダウンリストから選択します。下記「[Language]プルダウンリスト」を参照してください。

5

「資源タイプ」の[タイプ]プルダウンリスト

対象をプルダウンリストから選択します。下記「[タイプ]プルダウンリスト」を参照してください。

6

「資源タイプ」の[資源]テキストボックス

「Resource Type」の[Type]プルダウンリストを選択時、表示されます。

7

「日付」の[日付(ISO-8601)]プルダウンリスト

日付をプルダウンリストから選択または直接入力します。日付の入力フォーマットは、[yyyy-mm-dd、yyyy-mm、yyyy]です。(ISO-8601形式)

8

[Required]パネル

[Required]パネルは、管理画面の[メタデータ]画面で[Option]属性に[Required]を設定した項目が表示されます。

入力必須の項目となり、初期表示は展開状態となります。

また、項目名右にアスタリスク(*)が表示されます。

9

[Optional]パネル

[Optional]パネルは、管理画面の[メタデータ]画面に[Option]属性に[Required]を設定していない項目が表示されます。

入力必須では無く、初期表示は閉じた状態とします。

10

[v]ボタン

クリックすると、展開しているパネルを閉じます。

11

[>]ボタン

クリックすると、閉じているパネルを展開状態にします。

12

[+New]ボタン

複数入力が可能な項目に表示されます。

クリックすると、該当項目の入力エリアを追加します。

管理画面の[メタデータ]画面で「Option」属性に[Allow Multiple]を設定した項目に[+New]ボタンが表示されます。

13

[戻る]ボタン

クリックすると、入力した内容は保存されず[ワークフロー選択]画面に遷移します。

14

[保存]ボタン

クリックすると、入力した内容が一時保存されます。

15

[次へ]ボタン

クリックすると、[インデックス指定]画面に遷移します。手順(11)を参照してください。

16

[強制終了]ボタン

クリックすると、入力した内容を破棄し、作業中のアクティビティを中止します。

...

  • アイテムの詳細画面に作成者の氏名リンクを以下の優先順位で表示する
    • 言語の優先順位
      • 1.1 UI表示言語に一致した言語の値
      • 1.2 1.1が無い場合、入力順で最初に入力された言語の値
    • 作成者「姓名」「姓」「名」「別名」の優先順位
      • 1.1 作成者姓名
      • 1.2 作成者姓
      • 1.3 作成者名
      • 1.4 作成者別名

...

[作成者検索]画面の項目の説明については、(6)の[作成者検索]画面の項目と説明(旧)アイテム個別登録を参照してください。

条件検索を満たしている作成者が表示されます。

...

  • CNRIハンドルを使用している場合、[Item Registration]アクションの完了時点でCNRIハンドルが登録されます。

3.3. アイテム間リンク設定

登録済みアイテム同士を関連付けることができます。


(1) [インデックスツリー]画面のインデックス名をクリックします。

...

(4) [次へ]ボタンをクリックします。

リンクが登録されます。

3.4. OAポリシー設定

著作権ポリシーは「雑誌名」をキーにSHERPA/RoMEOからポリシーを取得します。

...

項番

説明

1

Green

査読前の論文、査読後の論文あるいは出版バージョン/PDFを保存することができます。

2

Blue

査読後の論文あるいは出版バージョン/PDFを保存することができます。

3

Yellow

査読前の論文を保存することができます。

4

White

保存は正式に認められていません。

5

Other

その他です。


3.6.DOIの付与

JAIRO Cloudでは国立情報学研究所が取り纏めるJaLC準会員(外部サイトにリンクしています)のみ[Identifier Grant]画面でのDOIの付与が可能です。

...

項番

項目

説明

1

[識別子の付与]ラジオボタン

DOI発行機関を表示された[識別子の付与]のラジオボタンで選択します。

対応している[識別子の付与]の種類は以下の通りです。

    • JaLC DOI
    • JaLC CrossRef DOI
    • JaLC DataCite DOI
    • NDL JaLC DOI

※DOIを付与しない場合は「Not Grant」を選択します。

2

[保存]ボタン

クリックすると、入力した内容が一時保存されます。

3

[次へ]ボタン

DOI付与条件のチェックを行います。

  • 付与条件を満たしている場合、DOIが付与されます。次のアクションに進みます。
  • 付与条件を満たしていない場合、[Identifier Grant]画面に戻ります。

4

[強制終了]ボタン

クリックすると、入力した内容を破棄し、作業中のアクティビティを中止します。

3.7.アイテム承認

アイテムを承認できるのは、「図書館員」の権限を持つユーザーです。

...

項番

項目

説明

1

[却下]ボタン

クリックすると、アイテムの「やり直し」となります。[アイテム登録]画面に遷移します。

2

[保存]ボタン

クリックすると、入力した内容が一時保存されます。

3

[承認]ボタン

クリックすると、アイテムが「承認」されます。次のアクションがない場合は[アクティビティ詳細]画面が表示されます。

4

[強制終了]ボタン

クリックすると、入力した内容を破棄し、作業中のアクティビティを中止します。

アイテム登録が完了します。

4.アイテムの更新

アイテムの編集権限を持つ場合インデックスの配下のアイテムを編集できます。

4.1.アイテムの更新

(1) [インデックスツリー]画面からインデックスをクリックします。

...

(4) 該当項目を編集します。

各項目の編集方法の詳細は「3.2.メタデータ入力(旧)アイテム個別登録」を参照してください。


アンカー
差し替え
差し替え
※ ファイルを添付しているアイテムを編集する際に、ファイルの差し替えを行うことができます(ファイルを差し替えて、統計情報を引き継がせることができます)

...

※ ファイルの差し替え後、[アイテム詳細画面] > [Information画面]で差し替え前の統計値が維持され、差し替え後の統計値が集計されます(2021/6/29 アップデート時点での動作)。なお、ファイルの差し替え後の定型レポート、カスタムレポートの統計値については、「統計機能」 1.定型レポートの出力、及び 2.カスタムレポートの出力を参照してください。

(5) [バージョン管理]を選択します。

...

アイテム詳細画面で過去のバージョンを表示している際は、アイテム詳細画面上部に「このレコードの新しいバージョンがあります。」と表示されます。

※ ファイルの差し替えを行う場合、[バージョン管理]で[バージョンを更新する]を選択すると、本更新で作成される旧バージョンでは差し替え前のファイルを閲覧・ダウンロードできる状態になります(2021/6/29 アップデート時点での動作)。

※ ファイルの差し替えを行う場合、[バージョン管理]の設定によって、カスタムレポートの集計方法が異なります(2021/6/29 アップデート時点での動作)。詳しくは「統計機能」 2.カスタムレポートの出力を参照してください。


(6) [次へ]ボタンをクリックします。

...

【注意事項】
アイテムの編集後、旧バージョンは以前の公開ステータスをそのまま引き継ぎます。

4.2.DOIの取り下げ

(1) DOIを取り下げたいアイテムの[アイテム詳細]で、画面の[編集]ボタンをクリックします。

[Item Registration]画面が表示されます。

※ 詳細な手順は「4.1.アイテムの更新(旧)アイテム個別登録」の (1) ~ (3) を参照してください。


(2) [次へ]ボタンをクリックして[Identifier Grant]画面まで進み、[DOIの取り下げ]をクリックします。

...

( アクティビティを承認せず却下または強制終了しても、「DOIの取り下げ」は実行済のため、キャンセルできません。)

5.アイテムの削除

アイテムの編集権限を持つ場合、アイテムを削除できます。

...

アイテムの旧バージョンには、[削除]ボタンが表示されません。また、最新バージョンが削除された時は該当アイテムの旧バージョンもすべて論理削除されます。


6.個別登録エラー時の対処方法

タイプ

メッセージ

説明

エラー

以下の項目が入力必須となります。ご確認の上、再度入力してください。

必須項目を入力せずに[次へ]ボタンをクリックした場合

エラーField does not validate不正なフォーマットを入力した場合
エラーShared user information is not valid/Please check it again!著者DBに存在しないユーザーを入力した場合
エラーYou cannot specify yourself in "Other users" setting.代理投稿者設定時にアイテム登録ユーザーを入力した場合
エラーAt least one index should be selected.インデックスを選択しないで[保存]ボタンまたは[次へ]ボタンをクリックした場合