IdPとのSP接続確認
...
※接続確認に使用する IdP の設定変更も必要となります。設定変更は IdP の管理者に依頼して下さい。
1.SP にテスト用のWebページを準備
ヒント | ||
---|---|---|
| ||
・「/var/www/html/secure」配下に属性確認用のPHPファイルが既に配置済みです。
ファイル名は、index.phpです。 |
1. SP にテスト用のWebページを準備
以下のような/var/www/html/secure/phpinfo.phpを作成します。
...
または、属性確認用の簡単なPHPプログラムをご利用下さい。 ダウンロード 説明
...
2. shibdとhttpdの再起動
接続確認前にshibdとhttpdを再起動します。
2.shibdとhttpdの再起動(★)
ヒント | ||
---|---|---|
| ||
(★) ・初期設定で「/root/GETFILE」に取得している実習セミナー用のattribute-map.xml、 attribute-policy.xmlファイルを「/etc/shibboleth」配下にコピーし、デフォルト のファイルを差し替えてください。 この設定ファイルは、実習セミナー内のIdPサーバから全属性値を受け取る設定と なっています。 # /bin/cp -f /root/GETFILE/attribute-*.xml /etc/shibboleth/ 設定ファイルを差し替えたら、shibdおよびhttpdを再起動してください。 |
パネル |
---|
|
展開 | ||
---|---|---|
|
...
|
3.構築したSPにアクセス(★)
ヒント | ||
---|---|---|
| ||
(★) ・各自が構築したSPサーバへアクセスします。
以下のアドレスを各自のホスト名に変更してアクセスしてください。
(??部分を割り振られた番号に置き換えます。1の場合は「01」です。)
https://ex-sp-test??.ecloud.nii.ac.jp/ |
https://example-sp.nii.ac.jp/secure/phpinfo.php
4.DSのIdP選択画面が表示(★)
DSのIdP選択画面で、対象となるテストIdPを選択します。(★) ※学認DSについての注意点: 一度選択したIdPが表示されている状態で、別のIdPを選択したい場合は、 「リセット」リンクをクリックすると選択可能な全てのIdPが表示されます。
ヒント | ||
---|---|---|
| ||
(★) ・実習環境内にある講師用のIdPサーバを選択します。 実習セミナーIdP 講師用 |
5.ログイン(★)
IDとPasswordを入力してログインします。(★)
...
title | 実習セミナー |
---|
(★)
...
...
3. 構築したSPにアクセス
https://sp.example.ac.jp/secure/phpinfo.php
展開 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||
SPへのアクセス時にエラーSPにアクセスした際に、ブラウザに下記のエラーが出力されます。
SELinuxがenabledになっている場合、このメッセージが表示されます。 SELinuxを無効にしてください。 ログインボタンを押した際にエラー(エラー:無効なクエリです)SP画面にてログインを押した際に、ブラウザに下記のエラーが出力されます。
→/etc/shibboleth/shibboleth2.xmlファイルのentityID設定が間違っている場合に表示されます。 参考情報: SPセッティング - shibboleth2.xml ファイル(★) ログインボタンを押した際にエラー(サーバが見つからない)SP画面にてログインを押した際に、ブラウザに下記のエラーが出力されます。
→/etc/shibboleth/shibboleth2.xmlファイルのDSサーバ参照設定のURLが間違っている可能性があります。 |
...
4. DSのIdP選択画面が表示
DSのIdP選択画面で、対象となるテストIdPを選択します。
※学認DSについての注意点:
一度選択したIdPが表示されている状態で、別のIdPを選択したい場合は、
「リセット」リンクをクリックすると選択可能な全てのIdPが表示されます。
展開 | ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
IdPを選択した際にエラー(shibsp::ConfigurationException)所属機関の選択画面にてIdPを選び「選択」ボタンを押した際に、ブラウザに下記のエラーが出力されます。
また、/var/log/shibboleth/shibd_warn.log に下記のエラーが出力されます。
→/etc/shibboleth/shibboleth2.xmlにてメタデータ署名検証用証明書の設定が間違っている可能性があります。 |
...
5. ログイン
IDとPasswordを入力してログインします。
ID, パスワードを入力してログインした後、表示される環境変数に、IdPで公開するように設定した値
(LDAPに保存されている eduPersonPrincipalNameなど)が含まれていることを確認します。
これが、IdPから渡されたユーザの属性情報となります。
展開 | ||
---|---|---|
| ||
属性値が全てNOT RECEIVEDになってしまうログイン後の各属性値の表示画面にて、値を取得できずにNOT RECEIVEDが表示されます。
→接続先IdPのattribute-filter.xmlにSPが設定されていない可能性があります。実習環境では、IdP選択時に「選択ボタン」下のリセットを押し、実習セミナー接続確認用IdPを選択しなおして下さい。 |
表示例)
phpinfoの場合
...
PHP Variables
variable | value |
_SERVER["unscoped-affiliation"] | faculty |
6.メタデータ署名検証が正常に機能していることの確認
...
title | 実習セミナー |
---|
...
...
6. メタデータ署名検証が正常に機能していることの確認
shibboleth2.xmlに設定した取得するメタデータを改竄されたものに変更して、適切に署名検証が失敗することを確認してください。
shibboleth2.xmlの以下の部分を修正し、shibdを再起動してください。(元がgakunin-test-metadata.xmlの場合はgakunin-test-metadata-tampered.xmlに修正してください)
...
パネル | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||
<MetadataProvider type="XML" uri="https://metadata.gakunin.nii.ac.jp/gakunin-metadata-tampered.xml" |
メタデータの署名検証に失敗した場合には、SPのログファイル(/var/log/shibboleth/shibd_warn.log)に以下の様なメッセージが出力されます。
...
パネル | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||
2012-08-30 14:45:07 WARN OpenSAML.MetadataFilter.Signature : filtering out group at root of instance after failed signature check: Unable to verify signature with supplied key(s). |
ただし、検証に失敗しても、以前に検証にパスしたメタデータがバッキングファイルにあればそれを読み込んでSPは起動するのでご注意ください。バッ キングファイルが存在しなければ、信頼するメタデータが無い状態で起動します(いずれのIdPに接続しようとしてもそのIdPのメタデータが見つからない 旨エラーが表示されます)。 ただし、検証に失敗しても、以前に検証にパスしたメタデータがバッキングファイルにあればそれを読み込んでSPは起動するのでご注意ください。バッキングファイルが存在しなければ、信頼するメタデータが無い状態で起動します(いずれのIdPに接続しようとしてもそのIdPのメタデータが見つからない旨エラーが表示されます)。
バッキングファイルは /var/cache/shibboleth/federation-metadata.xmlにあります。xml にあります。
確認後は、元に戻すのを忘れないでください。
Prevnextbuttons |
---|