問題
2023/8/28から主体者DNが変更となるS/MIME証明書について、既存のCN以外が含まれる証明書を更新するときは、更新、新規どちらを行うのか知りたい。
解決方法
1.更新発行申請
既存の証明書の申請時のTSVデータが次の点にすべて当てはまる場合は、電子証明書自動発行支援システムにて、「更新」を選択し発行してください。
申請時のTSVデータについては、下記「既存の証明書の申請時のTSVデータの確認方法」をご確認ください。
1-1. 主体者DNのCNがメールアドレス
1-2. 発行したい証明書と主体者DNが一致する
1-3. CNのメールアドレスは利用者メールアドレスと一致する
2.新規発行申請
既存の証明書が、上記、1.1~1.3に一つでも当てはまらない場合は、下記、「TSVデータの作成方法」a.b.の要件に合わせてTSVを作成し、電子証明書自動発行支援システムにて、「新規」を選択し発行してください。
既存の証明書の申請時のTSVデータの確認方法
- 電子証明書自動発行支援システムよりクライアント証明書情報取得手順で一覧をダウンロードしてください。
- ダウンロードしたクライアント明書情報一覧から発行希望のCNを検索し、主体者DNと利用者メールアドレスを確認してください。ダウンロードデータの4列目が主体者DN、15列目は利用者メールアドレスです。詳しくは、利用管理者情報、TSVファイル形式をご確認ください。
TSVデータの作成方法
a. 申請時作成するTSVの主体者DNは、2023年8月28日以降も、CN,OU,O,L,ST,Cを入力してください。
b. 2023年8月28日以降、 CNは利用者メールアドレス(申請用TSVデータ15列目)と一致するメールアドレスを入力してください。
(例)
CN=niitest@test.ac.jp
,OU=XXXXXX(学生番号等)
,OU=Cyber Science Infrastructure Development Department
,O=National Institute of Informatics
,L=Chiyoda-ku
,ST=Tokyo
,C=JP
※2023年8月28日以降も、申請時作成するTSVの主体者DNと、電子証明書発行支援システムの証明書一覧では、主体者DNにCN以外も含まれますが、発行される証明書にはCN以外は含まれなくなります(発行時にCN以外は自動削除処理します)。
※2023年8月27日以前に発行したS/MIME証明書を、個人認証用証明書として発行し直す場合、同じ主体者DNは利用できないため、OUを追加するなど、主体者DNを区別して発行を行ってください。