背景

RADIUS IdP を機関で構築しない eduroam JP 加入機関に(エンドユーザ)に eduroam ID 発行機能を提供してきた代理認証システムは 2023 年度中に廃止されます。
eduroam アカウントの提供機能認証連携 ID サービスの一部機能(以下、利用者ID 発行)によって代替させていただきます。
なお、この移行に関して機関側の RADIUS IdP / SP の変更などは不要です。
対象機関が多いため代理認証システム・認証連携IDサービスの利用パターンごとに時期を分割して対応をお願いしています。
この利用者 ID 発行に必要な手続きを示します。

機関管理者のみなさまへ:

利用者ID 発行機能への移行にあたって機関登録情報は代理認証システムのままでかまいません、認証連携 ID サービスの利用申請は不要です。
代理認証システムから発行されたアカウントは有効期間に関わらず失効します。
現在利用しているサービスによって対応が異なります。eduroam JP申請システムから自機関の利用サービスを確認したうえで対応ください。
現状の制約として(2023/11月現在) ID 発行数 : 1,000 まで、有効期間:12ヶ月までとなっています。利用機関の要望をふまえて今年度中に改修予定です。

  1. 認証連携IDサービスと代理認証システムを併用している機関手続き・操作などは不要ですが認証連携 ID サービスが利用できることをご確認ください。
  2. 代理認証システムのみの利用機関(Ⅰ):おまかせ移行 (11/22(水) までの申請システムの登録データを活用します。)
  3. 代理認証システムのみの利用機関(Ⅱ):個別移行(おまかせ移行〆切後の受付分を随時登録します)
利用システム11上旬11 中旬11 下旬12 上旬12 中旬12 下旬1 上旬1 中旬1 下旬2 上旬2下旬3上旬3中旬3下旬
代理認証システム












廃止
認証連携 ID サービス・
代理認証システム併用
移行可能
おまかせ移行

確認・
登録

移行すみ










個別移行


個別移行

全機関. Orthoros でアカウント登録・OpenIdP アカウントと紐づけ

OpenIdP は廃止されますので、学認非参加機関が eduroam 申請システムにアクセスするには Orthros アカウントは必須となります。
OpenIdP にアカウント登録済みのかたは、Orthoros からの重要なお知らせに沿ってアカウント登録・OpenIdPアカウントとの紐づけをおこなってください。
OpenIdP にアカウントのないかたは新規に登録ください。

1. 認証連携IDサービスと代理認証システムを併用している機関

認証連携IDサービス利用範囲制限のないアカウント発行機能で代理認証システムと同等の機能をそのまま使いいただけます。
ただし、認証連携 ID サービスの設定が完了していない機関もあります。利用ガイドに従って設定を完了してください。

2. 代理認証システムのみの利用機関(Ⅰ):おまかせ移行 ()

終了しました、個別移行として対応中です。

3. 代理認証システムのみの利用機関(Ⅱ):個別移行

利用者ID 発行機能は Orthros の ePPN の登録が必要です。機関の学認 IdP の ePPN を登録されている場合は利用できません。

eduroam 申請システムで機関責任者・技術担当者の確認・登録

eduroam JP申請システムで機関責任者・技術担当者の確認・登録をおこなってください。

①eduroam JP申請システム(https://office.eduroam.jp/)にアクセスし、所属機関として Orthros を選択しログインします。

②機関情報を参照し、各機関の機関責任者・技術担当者の ePPN を確認してください。必要に応じて変更申請してください。

③機関責任者・技術担当者以外の場合は申請の備考欄に担当者の氏名・Orthoros の ePPN・メールアドレスを記載し変更申請してください。

申請システムから承認および認証連携IDサービスへの登録完了の連絡後、利用いただけます。


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