管理者画面から機関管理者が操作します。メニューの「Institutional Storage」よりプロバイダーごとに必要な情報を入力できます。それぞれのユーザインタフェースは、対象のストレージサービス毎に異なります。下記の(1)~(7)の中から対象のストレージサービスを選択し、操作方法を確認してください。
(1) Swiftを機関ストレージに指定する場合
表示
①「Institutional Storage」の画面にて、Nameのフォームに任意のストレージ名称を入力し、
OpenStack Swift を選択し「Save」ボタンを押下する。
②機関ストレージの変更について、確認画面が表示される。
変更に同意する場合には「Type the following to continue:」の後に続く文字列をフォームに入力し「Change」ボタンを押下する。
※変更に同意しない場合は「Cancel」ボタンを押下することで前画面に戻ることができる。
③認証情報および設定情報の入力画面が表示されるため、下記に従って各フォームを入力し「Connect」ボタンを押下し接続試験を行う。
※接続に必要な項目がすべて入力されるまでは「Connect」ボタンが非活性となるため注意。
■ OpenStack Swift の認証に必要な項目
項目 | 入力タイプ | 入力内容 |
---|
Authentication(Keystone) Version | dropdown | OpenStack Swift のバージョン |
Authentication URL | text input | OpenStack Swift 認証URL |
Tenant name | text input | 対象のテナント名 |
Project Domain name | text input | 対象のプロジェクトドメイン名 |
Username | text input | 対象アカウントのユーザ名(メールアドレス) |
User Domain name | text input | 対象のユーザドメイン名 |
Password | text input | 対象アカウントのパスワード |
Container | text input | 対象のコンテナ名 |
接続試験が成功した場合、「Credentials are valid」と表示されるため、手順④に進む。
接続試験に失敗した場合、「Unable to list containers. Listing containers is required permission.」と表示されるため、
エラー内容を修正し再度「Connect」ボタンを押下する。
④「Save」ボタンを押下し、機関ストレージ設定を保存する。
(2) Nextcloudを機関ストレージに指定する場合
表示
①「Institutional Storage」の画面にて、Nameのフォームに任意のストレージ名称を入力し、
Nextcloud を選択し「Save」ボタンを押下する。
②機関ストレージの変更について、確認画面が表示される。
変更に同意する場合には「Type the following to continue:」の後に続く文字列をフォームに入力し「Change」ボタンを押下する。
※変更に同意しない場合は「Cancel」ボタンを押下することで前画面に戻ることができる。
③認証情報および設定情報の入力画面が表示されるため、下記に従って各フォームを入力し「Connect」ボタンを押下し接続試験を行う。
※接続に必要な項目がすべて入力されるまでは「Connect」ボタンが非活性となるため注意。
■ Nextcloud の認証に必要な項目
項目 | 入力タイプ | 入力内容 |
---|
Host URL | text input | 接続対象URL(スキーマ含む) |
Username | text input | 対象アカウントのユーザ名 |
Password | text input | 対象アカウントのパスワード |
Folder | text input | 利用したいフォルダへのパス |
接続試験が成功した場合、「Credentials are valid」と表示されるため、手順④に進む。
接続試験に失敗した場合、エラー内容が表示されるため、修正し再度「Connect」ボタンを押下する。
④「Save」ボタンを押下し、機関ストレージ設定を保存する。
(3) Owncloudを機関ストレージに指定する場合
表示
①「Institutional Storage」の画面にて、Nameのフォームに任意のストレージ名称を入力し、
Owncloud を選択し「Save」ボタンを押下する。
②機関ストレージの変更について、確認画面が表示される。
変更に同意する場合には「Type the following to continue:」の後に続く文字列をフォームに入力し「Change」ボタンを押下する。
※変更に同意しない場合は「Cancel」ボタンを押下することで前画面に戻ることができる。
③認証情報および設定情報の入力画面が表示されるため、下記に従って各フォームを入力し「Connect」ボタンを押下し接続試験を行う。
※接続に必要な項目がすべて入力されるまでは「Connect」ボタンが非活性となるため注意。
■ Nextcloud の認証に必要な項目
項目 | 入力タイプ | 入力内容 |
---|
Host URL | text input | 接続対象URL(スキーマ含む) |
Username | text input | 対象アカウントのユーザ名 |
Password | text input | 対象アカウントのパスワード |
Folder | text input | 利用したいフォルダへのパス |
接続試験が成功した場合、「Credentials are valid」と表示されるため、手順④に進む。
接続試験に失敗した場合、エラー内容が表示されるため、修正し再度「Connect」ボタンを押下する。
④「Save」ボタンを押下し、機関ストレージ設定を保存する。
(4) Google Driveを機関ストレージに指定する場合
表示
①「Institutional Storage」の画面にて、Nameのフォームに任意のストレージ名称を入力し、
Google Drive を選択し「Save」ボタンを押下する。
②機関ストレージの変更について、確認画面が表示される。
変更に同意する場合には「Type the following to continue:」の後に続く文字列をフォームに入力し「Change」ボタンを押下する。
※変更に同意しない場合は「Cancel」ボタンを押下することで前画面に戻ることができる。
③認証情報および設定情報の入力画面が表示される。
認証情報を取得する場合は「Get OAuth permission」ボタンを押下する。
④アカウントの選択画面にて、対象のGoogleアカウントを選択する。
⑤アクセス権限の付与画面にて、「許可」を押下する。
⑥選択内容の確認画面が表示されるため、「Googleドライブのすべてのファイルの表示、編集、作成、削除」が選択されていることを確認し「許可」を押下する。
⑦下記のページが表示されれば認証成功である。
(この時点で認証は完了しているので、Closeボタンを押下しこのページは閉じる。)
⑧「Institutional Storage」のタブに戻る。
OAuth認証が成功し、認証を行ったユーザー名および認証トークンが表示されていることを確認する。
⑨「Folder」の入力フォームに対象のフォルダIDを入力する。
※フォルダIDはフォルダのURLに含まれる文字列であり、フォルダ名ではないので注意する。
⑩「Save」ボタンを押下し、機関ストレージ設定を保存する。
(5) Boxを機関ストレージに指定する場合
表示
①「Institutional Storage」の画面にて、Nameのフォームに任意のストレージ名称を入力し、
Box を選択し「Save」ボタンを押下する。
②機関ストレージの変更について、確認画面が表示される。
変更に同意する場合には「Type the following to continue:」の後に続く文字列をフォームに入力し「Change」ボタンを押下する。
※変更に同意しない場合は「Cancel」ボタンを押下することで前画面に戻ることができる。
③認証情報および設定情報の入力画面が表示される。
認証情報を取得する場合は「Get OAuth permission」ボタンを押下する。
④ログイン画面にて、対象アカウントのメールアドレス、パスワードを入力し、「承認」を押下する。
⑤アクセス権限の付与画面にて、「Grant access to Box」を押下する。
⑥下記のページが表示されれば認証成功である。
(この時点で認証は完了しているので、Closeボタンを押下しこのページは閉じる。)
⑦「Institutional Storage」のタブに戻る。
OAuth認証が成功し、認証を行ったユーザー名および認証トークンが表示されていることを確認する。
⑧「Folder」の入力フォームに対象のフォルダIDを入力する。
※フォルダIDはフォルダのURLに含まれる文字列であり、フォルダ名ではないので注意する。
⑨「Save」ボタンを押下し、機関ストレージ設定を保存する。
(6) Amazon S3 を機関ストレージに指定する場合
①「Institutional Storage」の画面にて、Nameのフォームに任意のストレージ名称を入力し、
Amazon S3 を選択し「Save」ボタンを押下する。
②機関ストレージの変更について、確認画面が表示される。
変更に同意する場合には「Type the following to continue:」の後に続く文字列をフォームに入力し「Change」ボタンを押下する。
※変更に同意しない場合は「Cancel」ボタンを押下することで前画面に戻ることができる。
③認証情報および設定情報の入力画面が表示されるため、下記に従って各フォームを入力し「Connect」ボタンを押下し接続試験を行う。
※接続に必要な項目がすべて入力されるまでは「Connect」ボタンが非活性となるため注意。
■ Amazon S3 の認証に必要な項目
項目 | 入力タイプ | 入力内容 |
---|
Access Key | text input | S3 アクセスキー |
Secret Key | text input | S3 シークレットキー |
Bucket | text input | 対象のバケット名 |
接続試験が成功した場合、「Credentials are valid」と表示されるため、手順④に進む。
接続試験に失敗した場合、エラー内容が表示されるため、修正し再度「Connect」ボタンを押下する。
④「Save」ボタンを押下し、機関ストレージ設定を保存する。
(7) S3互換ストレージ を機関ストレージに指定する場合
①「Institutional Storage」の画面にて、Nameのフォームに任意のストレージ名称を入力し、
S3 Compatible Storage を選択し「Save」ボタンを押下する。
②機関ストレージの変更について、確認画面が表示される。
変更に同意する場合には「Type the following to continue:」の後に続く文字列をフォームに入力し「Change」ボタンを押下する。
※変更に同意しない場合は「Cancel」ボタンを押下することで前画面に戻ることができる。
③認証情報および設定情報の入力画面が表示されるため、下記に従って各フォームを入力し「Connect」ボタンを押下し接続試験を行う。
※接続に必要な項目がすべて入力されるまでは「Connect」ボタンが非活性となるため注意。
■ S3互換ストレージ の認証に必要な項目
項目 | 入力タイプ | 入力内容 |
---|
Endpoint URL | text input | エンドポイントURL(ホスト名) |
Access Key | text input | S3互換ストレージ アクセスキー |
Secret Key | text input | S3互換ストレージ シークレットキー |
Bucket | text input | 対象のバケット名 |
接続試験が成功した場合、「Credentials are valid」と表示されるため、手順④に進む。
接続試験に失敗した場合、エラー内容が表示されるため、修正し再度「Connect」ボタンを押下する。
④「Save」ボタンを押下し、機関ストレージ設定を保存する。
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