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お知らせ

2/12(金)にNII FileSenderのバージョンアップを行います。それに先行して下記URLで次期版の試験提供を行っております。
https://filesender-new.nii.ac.jp/
UIの日本語表示も可能になりました!

下記ページで現行版と次期版の違いや追加される機能について説明しておりますのでご参照ください。
バージョンアップに伴う機能変更のご案内
次期版利用マニュアル

どうぞお試しください。

なお、これに合わせて、現行filesenderを縮退運転させていただきます。具体的には、アップロードされたファイルの最長保存期間を現在の20日間から短縮し最長でも2月18日(木)までとさせていただきます。
上述の次期版にはこの制限はございませんので、長期間の保存が必要な場合は是非次期版をお試しいただけましたら幸いです。

1.概要

NII FileSenderは大容量ファイル転送サービスです。
メール添付による送付に適さない,サイズの大きなファイルを,本サービスのサーバへのアップロードと,
サーバからのダウンロードにより受け渡しができます。
学認クラウドゲートウェイサービスのグループ情報を利用し,グループ宛に送付することにより,グループ所属者全員に
ファイルを渡すことも可能です。

NII FIleSender:https://filesender.nii.ac.jp/

2.NII FileSenderの機能

NII FileSenderの機能について説明します。

ファイルアップロード/ダウンロード機能

NII FileSenderへのログイン後,ファイルを受け渡したい相手のメールアドレス,件名,メッセージを入力し,
ファイルをアップロードすると,相手に電子メールでダウンロードリンクおよびメッセージが送信されます。
受信者はメールに記載されたダウンロードURLにアクセスすることで,認証を経ずにファイルをダウンロード
できます。
Flash経由では2GBまで,HTML5では10GBまでのファイルをアップロードできます。
ファイルの有効期限は最長で20日間(注)まで指定可能です。
アップロードされたファイルは暗号化されたファイルシステムに保管されます。
※NII FileSenderでは,OpenIdP経由の認証の場合はグループ送信によるファイル送信のみ対応しています。
  通常のファイル送信を行う場合は,後述のゲストバウチャー機能をご利用ください。

注: 新バージョンへの移行期間については、現行版での有効期限が短縮される場合がありますことを、何卒ご了承ください。

グループ送信機能

学認クラウドゲートウェイサービスに作成されたグループのメンバー全員に対して一括してファイルを送信できます。
送信するグループをリストより選択することで,メールアドレスの入力を行うことなく,一括送信が可能です。
グループ送信機能を使う場合,受信者全員がそのグループのメンバーであることを確認するため,
ダウンロードURLへのアクセス時に,各メンバーがグループ参加に使用したIdPでの認証を求められます。
※グループ送信機能の利用には学認クラウドゲートウェイサービスとの学認連携設定が必要です。
  また,学認クラウドゲートウェイサービス上のいずれかのグループに所属している必要があります。

※参考

学認クラウドゲートウェイサービスの利用については以下を参照してください。
https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/x/qwBm

グループの管理については以下を参照してください。
https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/x/-oE_AQ

ゲストバウチャー発行機能

NII FileSenderでは,認証済みユーザにより他者にゲストバウチャー(ゲストアカウント)を発行できます。
ゲストバウチャーによるファイル送信は一度のみ可能であり,使用期限を最長で20日間まで設定できます
※OpenIdP経由の認証ではグループ送信機能のみが利用でき,通常のファイル送信はできませんので,
  必要に応じて非OpenIdPのグループメンバー等からゲストバウチャーの発行を受けてご利用ください。


3.IdPが送信するべき属性

NII FileSender(entityID: https://filesender.nii.ac.jp/shibboleth-sp)では以下の属性を受信します。displayName, ePPN以外は必須です。

属性必須/選択用途
eduPersonPrincipalName
(ePPN)
選択

ePPNを送信しない場合はグループ送信不可。

eduPersonTargetedID
(ePTID)
必須

利用者を特定するため。

現行版ではePPNとどちらか一つ必須ですが、次期バージョンではePTIDが必須となるため送信設定をお願いします。

mail必須

送信者(From)のメールアドレスとして。

diplayName選択

ユーザ表示名として。


個人識別のための属性としてePPNとePTIDがありePTIDが必須となります。
ePTIDのみを送出する場合は,学認クラウドゲートウェイサービスと連携したグループ送信機能が使えません。
ePPNとePTIDの両方を送出する場合,グループ送信機能が利用でき,FileSenderのシステム上にはePTIDのみが記録されます。

attribute-filter.xmlの設定例

    <!-- Policy for NII FileSender -->
    <AttributeFilterPolicy id="PolicyforNIIFileSender">
       <PolicyRequirementRule xsi:type="Requester" value="https://filesender.nii.ac.jp/shibboleth-sp" />

       <AttributeRule attributeID="eduPersonPrincipalName">
          <PermitValueRule xsi:type="ANY" />
       </AttributeRule>
       <AttributeRule attributeID="eduPersonTargetedID">
          <PermitValueRule xsi:type="ANY" />
       </AttributeRule>
       <AttributeRule attributeID="displayName">
          <PermitValueRule xsi:type="ANY" />
       </AttributeRule>
       <AttributeRule attributeID="mail">
          <PermitValueRule xsi:type="ANY" />
       </AttributeRule>
    </AttributeFilterPolicy>



4.マニュアル

マニュアルは以下を参照してください。
このマニュアルは英語のみですが、簡単な使い方はNII FileSenderのヘルプにも記載されています。
FileSenderマニュアル(PDF,英語):EndUserDocumentation_FileSender_1_6.pdf

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