機関内分類機能を利用するための手順になります。
お問い合わせのお願い
現在、機関内分類グループの作成は、システム管理者のみ可能となっていますので、機関管理者はシステム管理者へのお問い合わせをお願いします。
システム管理者に対して、以下の連携情報の連絡をお願いします。
- 機関内分類グループの元となる機関グループ
- 機関内分類グループの属性名（affiliation、ouなど）
- 機関内分類グループの属性値（staff、studentなど）
- 機関内分類グループ名（指定しない場合、属性値または、属性名と値の組み合わせから自動で名称を作成します。）
- 属性の優先順（staffかつstudentなど複数の属性を持つ場合、どの属性を優先するかの順番になります。）
以下、GakuNin IdPという機関にスタッフ用の機関内分類グループを作成する手順となります。
システム管理者による機関内分類グループの作成手順を説明します。
- 元となる機関グループのGakuNin IdPのグループページを開きます。
- 管理者メニューの「機関内分類グループ」リンクから機関内分類グループのページを開きます。
機関内分類グループのページでグループ名に「staff グループ」と入力します。（グループ作成後には、グループ名が「GakuNin IdP staff グループ」になります。）
グループ名を省略した場合、画面で指定した分類の条件から自動で作成されます。
- 分類の条件を1つだけ指定した場合、元となる機関グループ名＋半角スペース＋画面で入力した属性値＋「 グループ」になります。
- 分類の条件を複数指定した場合、元となる機関グループ名＋半角スペース＋画面で指定した分類の条件を「&」でつないだ文字列＋「 グループ」になります。
機関内分類グループのページで属性名から「affiliation」を選択し、属性値に「staff」と入力します。
- 「入力欄の追加」ボタンを押下すると行が追加されるため、分類の条件を複数指定することができます。複数指定した場合、指定した分類の条件すべてを満す利用者の機関内分類グループが作成されます。
- 属性値に対して、「staff|student」と入力できるため、1つの属性名に対して、複数の値を入力することができます。
画面で指定した属性を送信する設定に機関グループがなっていない場合、別途IdPの設定を行っておく必要があります。
「新規作成」ボタンを押下することで、機関内分類グループのGakuNin IdP staff グループが作成されます。
- 作成されたグループには、元となる機関グループのプライベートサービスは引き継がれませんが、その他のサービスは引き継がれます。
- 作成後にグループ名やを変更することができないため、変更が必要な場合、該当グループを削除し、新しく機関内分類グループを作り直す必要があります。
- 機関内分類グループを作成したことを機関管理者へ連絡します。
機関管理者による利用サービスの選択を説明します。（システム管理者から作成完了の連絡を受けた後に行います。）
- 元となる機関グループのGakuNin IdPのグループページを開きます。
- 管理者メニューの「機関内分類グループ」リンクから機関内分類グループのページを開きます。
- 機関内分類グループのページの「機関内分類グループ一覧」に作成を依頼した「GakuNin IdP staff グループ」が表示されます。
「機関内分類グループ一覧」の「GakuNin IdP staff グループ」のリンクを押し、GakuNin IdP staff グループのグループページを開きます。
GakuNin IdP staff グループに対して、必要なプライベートサービス・サービスの追加、不要なサービスの削除を行います。
作成時、元となる機関グループのプライベートサービスは引き継がれませんが、その他のサービスは引き継がれます。
利用者による結果を説明します。
- スタッフ（affiliationとして、staffを送信するアカウント）がゲートウェイサービスにログインした場合：GakuNin IdP staffグループ（機関内分類グループ）に設定されたサービスやプライベートサービスが表示されます。
- スタッフ以外がゲートウェイサービスにログインした場合：GakuNin IdPグループ（機関グループ）に設定されたサービスやプライベートサービスが表示されます。
