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インストール

実習セミナー内に準備されたLinuxサーバに、Shibbolethをインストールする手順となっています。

 


1. 実習に使用する仮想サーバについて

以下は本技術ガイドで構築する前提となる環境です。

  • OS、DNS、ネットワーク、時刻同期などは設定済みとなっています。(Apache HTTP Server、mod_sslもインストール済み)
  • CentOS7
  • メモリ2GB以上
  • Apache HTTP Server 2.4 と mod_ssl
  • Shibboleth SP v2.6.0

また、実習環境ではSELinuxは無効化されているものとして手順を記載しています。下記コマンドでSELinux設定が確認できます。

$ /usr/sbin/getenforce

 


2.Shibbolethのインストール

1. repositoryファイル追加(★)

  Shibboleth用のrepositoryファイルをダウンロードします。

 

# wget http://download.opensuse.org/repositories/security:/shibboleth/CentOS_7/security:shibboleth.repo

 yumにrepositoryファイルを追加します。

# cp security\:shibboleth.repo /etc/yum.repos.d/shibboleth.repo


2. インストール(★)

  yum コマンドの実行前に、まず※PGP鍵のインポートを参照してください。
  yumコマンドを使用する為、依存性のあるunixODBCなども同時にインストールされます。

# yum install shibboleth

 

3. httpd 設定(★) 

実習セミナー

ここで設定するホスト名は、各自SPサーバのホスト名を設定してください。
例)1番を割り振られた場合   ex-sp-test01.gakunin.nii.ac.jp

 
/etc/httpd/conf.d/ssl.confにて、ServerNameを設定します。

ServerName example-sp.nii.ac.jp:443    ← ホスト名を設定

 

加えて、SSL 3.0プロトコルに対する攻撃が発見されておりますので、当該プロトコルを無効化することをお勧めします。⇒SSLバージョン3の脆弱性について (CVE-2014-3566)

SSLProtocol all -SSLv2 -SSLv3


4. shibd 起動(★)

以下のコマンドでshibdを起動します。

# systemctl start shibd
# systemctl enable shibd

 


3.サービスの起動・停止方法

 

httpd の起動方法

# systemctl start httpd

 

shibd の起動方法

# systemctl start shibd

 

httpd の停止方法

# systemctl stop httpd

 

shibd の停止方法

# systemctl stop shibd

 

httpd の再起動方法(停止→起動)

# systemctl restart httpd

 

shibd の再起動方法(停止→起動)

# systemctl restart shibd

※shibdと同様、httpdもSPの設定ファイル(shibboleth2.xml等)を読み込みますので、設定ファイルを変更した際はhttpdの再起動もしくは再読み込み(reload)もあわせて行うようにしてください。httpdに含まれるShibbolethモジュール(mod_shib)が当該ファイルを読み込みます。



 
 

インストールが完了したら,サイト情報等の設定を行って下さい.
 


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